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『すみ鬼にげた』 / 岩城範枝

2014/02/05
節分ウィーク!ということで、またまた鬼が登場する絵本をご紹介します!我が家の蔵書です

すみ鬼にげた (福音館創作童話シリーズ)
すみ鬼にげた (福音館創作童話シリーズ)岩城範枝 松村公嗣

福音館書店 2009-11-10
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宮大工の見習い小僧のヤスが体験した、不思議な物語。

「うぉー うぉー」「うぉーん うぉーん」

奈良の古いお寺でヤスが出会ったのは、一尺ばかりの小さな鬼。タイトルは「すみ鬼にげた」ですが、鬼は決して逃げたわけではなく、またお寺に戻ってきます。いや、もしかしてその時、逃げようとしていたのかな?

1体だけ表情が違うこの鬼は、唐招提寺の金堂の四隅にいる、木彫りの邪鬼がモデルとのこと。実際には動くはずのない鬼ですが、もしこの鬼に過去があったとしたら?苦しそうなこの鬼の姿。「この鬼をここから逃がしたい」という気持ちから、このお話を作り出した作者の気持ちが、わかるような気がします。

ヤスの手助けがあって、長年の願いを叶えることができた鬼。いや、願い、というよりは、野望かな?それは、どんなものだったのかは、是非読んで確かめてくださいね。

実は、この本を私に教えてくれたのは、息子でした。(当時は小5)学校の図書室で見つけて、お気に入りとなり、一時期、正座をしてはふざけて「うぉーん うぉーん」と鬼の真似をしたりしていました(笑)

ちなみに、木彫りの小さな鬼が大きな鬼へ変貌する瞬間の絵は、結構インパクトがあります。機会があれば、モデルになった邪鬼を是非見に行きたいですね。


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09:00 ・おばけ・不思議・謎・ミステリアスな絵本 | コメント(0) | トラックバック(0)
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