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映画 『恋愛寫眞』

2011/06/15
今日は、最近観た映画を紹介します。


死んだはずの彼女から、手紙が届いた。
消印は、ニューヨーク。


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(ストーリー)
カメラマンの瀬川誠人(マコト)は、里中静流(シズル)と名乗っている。
・・・・・かつて、誠人には、静流という恋人がいた。これは、誠人と静流の物語だ。

ある日、カメラマンの誠人のもとに、別れた恋人・静流からエアメールが届く。
ニューヨークで死んだと言われていた彼女からなぜ手紙が?
3年前、2人は一緒に暮らしていた。誠人の影響で静流もカメラを持つようになった。
ふとした哀しいきっかけで別れてしまった2人だが、静流は、今でも忘れられないほど、誠人の心に印象を残していた。
誠人は彼女を探しにニューヨークへと旅立つ---。

広いニューヨーク。静流が送ってきた写真の中の風景だけを手掛かりに、誠人は歩き回る。
旅の途中、牧師のカシアス、静流の友達でダンサー志望のアヤに出会い、次第に静流の影に近づいていく。
しかし、行く手には、思いがけない真実が待っていた。
誠人と静流は再び会うことが出来るのか。誠人がかつて言えなかった言葉は、彼女に伝わるのだろうか・・・。

(以上、DVDの解説より抜粋しました)


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2003年6月14日公開。正式名称は『恋愛寫眞 Collage of our Life』。
『ケイゾク/映画』『トリック-劇場版-』などで異彩を放つ堤幸彦監督が贈る、ピュアな初恋物語。


(主なキャスト)

里中静流 ・・・・ 広末涼子
瀬川誠人 ・・・・ 松田龍平
アヤ ・・・・ 小池栄子
カシアス ・・・・ ドミニク・マーカス
白浜 ・・・・ 山崎樹範
みゆき ・・・・ 西山繭子
関口 ・・・・ 高橋一生
キャンパスで殴られるモテ男 ・・・・ 原田篤
医師 ・・・・ 佐藤二郎
市山教授 ・・・・ 江藤漢斉
コインランドリーの女 ・・・・ 岡本麗
社長 ・・・・ 大杉漣


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先月観た、映画『ただ、君を愛してる』(ブログ記事はこちら)の原作の基になった映画とのことなので、観てみました。(この映画を基に市川拓司が新たに本を書き下ろし、それを映画化したものが映画『ただ、君を愛してる』になります)

順番でいえば、こちらの作品を観てから『ただ、君を愛してる』を観れば良かったのかも、なんて思っていたのですが、登場人物の名前は同じでもストーリーは違っている部分も多く、別の映画を観ているような感覚で観させてもらいました。

『ただ、君を愛してる』の方を観てしまっているので、自然と作風の違いを比べつつ観ていたのですが、アナザー・ストーリーとしているだけあって、こちらはこちらのストーリー展開で十分楽しめる内容になっていて、よくまあ、同じ登場人物でこれだけアレンジして別作品を作れるもんだ!と感心してしまいました。

映画本編ですが、それは誠人がカメラのシャッターを切っているところから始まります。プロのカメラマンとなった誠人は、実名を伏せ、「里中静流」と名乗っていました。その理由はなぜなのか?今まで誰にも語ったことの無かったその理由を、誠人がアメリカ人の仕事関係者?に語って聞かせる内容で構成されています。なので、誠人(松田龍平)が英語で話す(といってもナレーション的な感じの)シーンが結構あるのですが、決して流暢とは言えない英語なもんで、聞き慣れるまでちょっと違和感がありました(日本語で字幕が出ます)。

大まかな展開は、『ただ、君を愛してる』と同じような感じになっていると思うのですが、なんていうかな、恋愛的要素はこちらの方が全然薄いですね。『ただ、君を~』の方で描いていなかった部分、例えば、誠人が静流の写真への嫉妬心を物に当たるなどで表現したりといったような、マイナスな感情表現がよりたくさん取り入れられていて、こちらの映画の方が登場人物の心情を細やかに描写している印象を受けました。なので、松田龍平が演じる「誠人」が、しっかりと映画の中のイメージに合っていたように思います。

広末涼子が演じる「里中静流」も、『ただ、君を~』での静流のイメージとは違っていて、大学の構内では、超有名人という設定なんです。恵比寿の高級マンションに住んでいるだとか、教授と不倫しているだとか、いろんな噂があるみたいで。なぜそういう噂が流れているのか?というところも映画の中で明かされてくるのですが、静流の隠されていたバックグラウンドを知ると、そこには物悲しい現実があったりするんです(病気、ではありません)。

『ただ、君を~』と大きく違うのは、誠人がニューヨークへ向かう前に、静流は死んだという噂を聞くところでしょうか。ところが、その死んだはずの静流から、NYで写真の個展を開くという手紙が届くわけです。誰が送ってきたのか?もしかして静流は生きている?抑えきれない想いを胸に、誠人は手紙と一緒に送られてきた写真1枚の場所を手掛かりに、1人でニューヨークへ向かうのです。

ニューヨークで出会う人達からの情報や手助けもあり、徐々に静流の辿った道筋が見えてくるわけですが・・・・この辺りの展開からがすごく興味深いというか、怖いというか、リアルな感じがあってドキドキさせられました。ニューヨークで静流とルームシェアしていた子がアヤ(小池栄子)なんですが、このアヤが途中から滑稽なまでに豹変します。

誠人と静流は、果たして出会えるのか?? 誠人と静流は大学生の時、「誠人がプロのカメラマンになるまで会わない」と約束して別れたのですが、誠人と静流が別れた後から現在までの足跡が、誠人の必死の捜索により徐々に繋がっていくわけです。結果、『ただ、君を~』とは違う意味で、涙させられることになります

監督は、『トリック』などの堤幸彦監督なので、ところどころに小ネタが出てきて、プッと笑わせてくれる場面もありますが、全体的にはまともなトーンだったように思います。「マヨヌードル」と「みかん」は、ちょっとしたキーポイントかな。静流の影がニューヨークのあちこちに見え隠れしていて、松田龍平と広末涼子の繊細な演技が際立っていたのが印象的でした。


劇中映像でコラージュされる静流と誠人が撮影した写真を多数収録したビジュアルで魅せるメイキング本はこちら!出演者インタビュー、スタッフ日記なども収録されているようです。
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