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『明るいほうへ』 /金子 みすゞ

2011/04/07
ACのCMで、一躍話題になった金子みすゞさんの童謡集、2冊目の選集です。

明るいほうへ―金子みすゞ童謡集 (JULAの童謡集シリーズ)
明るいほうへ―金子みすゞ童謡集 (JULAの童謡集シリーズ)金子みすゞ 高畠純

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このみちをゆこうよ―金子みすゞ童謡集 わたしと小鳥とすずと―金子みすゞ童謡集 金子みすゞ名詩集 金子みすゞ童謡集 (ハルキ文庫) こだまでしょうか、いいえ、誰でも。―金子みすヾ詩集選


個人的には、金子 みすゞさんの詩(童謡?)といえば、「わたしと小鳥とすずと」という詩が好きで覚えていたのですが、その他の作品にお目に掛かる機会が無く、ACのCMに器用されたことで着目することとなりました。

気になりだしてすぐさま図書館で童謡集を予約、読んでみました。童謡集は全部で3冊あるらしく、これは2冊目になるようです。こちらには、CMで流れていた「こだまでしょうか」は収録されていませんが、初めて金子みすゞさんの詩をたくさん読ませていただいて、すごく優しい気持ちになれました。

金子みすゞさんが亡くなってから50年以上が経っているため、作品の著作権は消滅しているはずなのですが、調べてみたらなんだかんだと著作に関してごたごたしているようですので、あえて詩の内容は引用しないことにしますが、この童謡集の中で私のお気に入りとなった詩のタイトルをいくつか紹介したいと思います。

「げんげ」「灰」「草原の夜」「お日さん、雨さん」「すずめのかあさん」「せみのおべべ」「雨のあと」「ゆめ売り」

小さな子どものような視点から作られたような作品もあれば、現実を淡々と見せつけるような作品もあり、優しい思いに溢れた作品もあれば、悲しさを表現した作品もあります。これが全部、金子みすゞという1人の方が作った作品なんだと思うと、そこから「金子みすゞ」という人がどんな人だったんだろう?と想像せずにはいられません。

本名は、金子テル。大正から昭和のはじめ、日本の童謡がもっとも盛んだった頃に彗星のように現れ、雑誌に5年間で90編ほどの童謡を投稿し、昭和5年、26歳の若さでこの世を去ったとのことです。それから約半世紀後。金子みすゞさんが生前、自分の童謡を3冊の手帳に書き写し、弟に手渡していたことがわかり、それが童謡集となって世に出されたのが、こちらの童謡集のようです。

1冊読んだら、他の作品も読みたくなり、すぐに他の作品も図書館へ予約してしまいました。CM効果でしょうか、私の手元へ回ってくるには少々時間が掛かりそうです。こういう時だからこそ、余計に心に響く作品なのかもしれません。機会があれば是非、是非読まれてみてはいかがでしょうか。



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