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映画の紹介 『アズールとアスマール』

2009/12/26
先日、思いがけず、テレビで放送されていた映画に見入ってしまいました。
その映画はこちらになります。「アズールとアスマール」です。

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私は気付かなかったのですが、以前にも2度ほどテレビで放映されていたようです。たまたま先日、テレビを付けたらちょうど始まったところで、何となくチャンネルを合わせたところ、不思議な絵に見入ってしまい、ついつい最後まで見てしまいました。第一印象は、とにかく「不思議なアニメ!!」っていう感じですね。絵のタッチが今まで見たことのないタイプのもので、とても不思議な印象を受けました。そして、次の印象は、「絵が奇麗!!」でした。まるで、うちのテレビが大きな絵画になったかに思えるほどの色鮮やかな色彩、細かい描写の絵、芸術的視点から見ても充分楽しめるものでした。 

このアニメ映画ですが、2006年にフランスで公開され、160万人を動員する大ヒットを記録したらしいです。監督は、フランスアニメーション界の鬼才と呼ばれる、ミッシェル・オスロ監督。本作はオスロ監督特有のエキゾチックな色彩美と装飾的な絵画スタイルに加え、3DCGによる人物描写を融合したものとのこと。あのなめらかな動きは、3DCGだったんですね~。また、ストーリーの中には様々な“対比”が仕掛けられており、観客は何度見ても新たな発見を楽しむことができるようになっているとのこと。言われてみれば、(ああ、なるほど!)と思い当たるシーンがいくつもありますね。 また、映画の中では、何語かわからない言葉での会話が何度も出てくるのですが、どうやらそれはアラビア語だったようです。テレビで放映されたものは、吹き替え版だったのですが、フランス語だけを吹き替えしたとのことで、アラビア語は字幕も吹き替えもされていないんですよね。どうやらそれは、「未知の国へ辿り着いた主人公の感覚を同じように体験できるように」という理由から、あえてそうしているのだそうで、なるほど、考え抜かれた上での演出だったんだなっと度肝を抜かれました。ストーリーの前後と絵を見れば、アラビア語がわからなくても雰囲気で伝わってくるから不思議です。まさに、気付かないうちに主人公と同じ感覚を味わっていたわけですね。

さて、気になるストーリーですが、以下、公式HPのイントロダクションからの抜粋になります。

いい子はね 大きくなって 海を渡るよ 救い出すよ
ジンの妖精を ふたりは幸せに


アラビア人の乳母ジェナヌの子守歌で、
まるで兄弟のように育った
青い瞳のアズールと黒い瞳のアスマール。

大きくなって乳母の歌っていた子守歌の国を訪ねるため、
アズールは、遠く海を渡る。

しかし、この国の人たちはみんなが黒い瞳で、
アズールの青い瞳は、不吉の“呪われた目”だった──。

かつて栄華を極めた中世イスラムを舞台に、
「キリクと魔女」のミッシェル・オスロが描く
少年の自立と成長と融和の物語。

海の向こうは、不可思議の国だった。 




アラビア人の乳母ジェナヌに、まるで兄弟のように育てられた、青い瞳のアズールと黒い瞳のアスマール。領主の子であるアズールは、ある日突然、乳母とアスマールから離され、領主の子として教養を得るための生活を余儀なくされます。(この日突然、アスマール親子は、住まっていた場所から荷造りも許されぬままに領主に追い出されます

やがて立派な青年へと成長したアズールは、幼い頃にアラビア人の乳母から聞いた子守歌を忘れられず、ジンの妖精を探す旅に出ることに。固い決意と共に遠く海を渡ったアズールでしたが、やっとたどりついた憧れの地は、“青い瞳は呪われている”とされる、文化も人種も異なる異国の地だったのです。青い目を気付かれぬように盲人のふりをして旅を続けることにしたアズール。(この時、物乞いのクラプーと知り合います)

やがて、奇跡的に乳母ジェナヌと、乳母の子アスマールに再会することができます。乳母ジェナヌとその子アスマールは、すでに海を渡り、ここイスラムの地で大富豪となっていたのでした 領主の子と使用人の子という関係だったアズールとアスマールは、海を越えただけで何もかも逆転してしまいます。純粋にアズールとの再会を喜ぶ乳母に対し、息子アスマールは、アズールの父にされた過去のことを根に持っていて、対立することに。しかし、アスマールもまた、ジンの妖精を探しに旅立つ決意をしており、アズールとアスマールは、それぞれの思いを胸にジンの妖精を探す旅へと旅立ったのでした。


ジンの妖精へと出会う旅の間には、いくつもの難関もありますが、徐々にアズールとアスマールの心が通じてくるシーンが何度もあり、なかなか魅せてくれます。ラストに向けての後半、はっきりとした結末でないのが、ちょっとモヤモヤしちゃうかな。トータルで考えると、ハッピーエンドみたいな結末になっています。絵が奇麗なんで、その辺は許せちゃう感じですね。

ストーリー以外にも、いろんなメッセージが込められている不思議なアニメーション映画です。
機会があれば是非ご覧になってみて下さいね

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