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『何の因果で』 / ナンシー関

2009/12/20
何の因果で (角川文庫)
何の因果で (角川文庫)ナンシー 関

KADOKAWA / 角川書店 2015-03-25
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この本を読んでまず思ったのは、この人は視点がおもしろいな~ということ。いや、視点は普通だとしても、そこに着眼してしまうところがおもしろすぎます。見ていて見過ごしてしまう点をしっかりと目の前に引き寄せ、しっかりとツッコミを入れてしまうあたり、こういう文章を書ける人もいるんだ!と、ある種の感動を憶えました。

ボキャブラリーの多いところがこの人の魅力なのかもしれません。ありきたりの言葉では表現しきれないところまで言葉で表現しています。どんな感じかは、読んでからのお楽しみです。

著者であるナンシー関さんは、今世紀最強の消しゴム版画家でもあります。本の挿し絵として出てくる消しゴム版画作品も味わいがあります。ただ、本の構成がこれを書かれた当時のテレビ番組やタレントに対するツッコミで構成されているだけに、そのテレビ番組やCMがすでに無かったり、思い出せなかったりしたものがあったので、その辺はかなり残念でした。リアルタイムでこの本を読みたかったです。なんせ、1994年に書かれたツッコミですので。

追記ですが、ナンシー関さんは2002年6月12日、虚血性心不全のために死去されています。享年39歳。彼女のするどいツッコミがもう読めないかと思うととても残念です。


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