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『12歳の空』 / 三船恭太郎

2009/10/07
小学生が書いた、史上初の本格派小説単行本です

12歳の空
12歳の空三船 恭太郎 1000

小学館 2009-05-08
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読み終えて感じたのは、これを小学生が書き上げたとは思えないってこと。言葉の言い回しが、状況の描写が、気持ちの表現力が、素晴らしい。「小学生が書いた小説」という興味本位から、どの程度のレベルなのだろうとさらっと目を通す程度の気持ちで手にした一冊でしたが、ページを読み進めるにつれ、小学生が書いたかどうかなんて関係なく、楽しみながら読んでいる自分がいました。

でも内容は、やっぱり現役小学生でしか描くことの出来ない世界が繰り広げられていて、これは大人には決して書くことの出来ない小説だなと思い知らされました。大人が読めば懐かしさが込み上げ、子供達が読めばきっと共感が得られる、そんな作品です。

第1章に当たる「ヘチマと僕と、そしてハヤ」は、「第二回12歳の文学賞」の大賞受賞作品。そして、それぞれ第2章、第3章に当たる「とびら」「それからの、僕らの空」は、受賞作、「ヘチマと僕と、そしてハヤ」の続編に当たり、長編の3部作となっています。

これが作家デビュー第1作目となった、三船恭太郎くん。彼は、岩手在住の現在は中学1年生のようです。(2009年現在)岩手出身の私としては、彼の今後に多大の期待と応援をしたい気持ちでいっぱいです。・・・が、彼の将来の夢は「内科医」だそうで(苦笑)

それにしても、若干12歳で作家デビューとは、なんとも羨ましい。物書き大好きな主婦の私としては、自分の書いた小説や絵本を世の中に出版してみたい、という手にも届かぬような野望を漠然と持っていたりするのですが、それを既にやってのけた彼の才能には、ただただ驚愕し、感心するばかりです。

いろんな意味で、大変刺激を受けた一冊でした。他にも、小学生が書いた作品を収録した「12歳の文学」という本が今のところ、第三集まで刊行されているみたいなので是非手に取って読んでみたいと思います。小学生といえども、あなどれません。頑張れ、小学生!


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コメント
NO TITLE
小学生の書いた本といえば、当時小学生だったhanaeちゃんの「小学生日記」
ご存じですか?

小学生が感じた日々を日記としてつづった本なのですが、これも
小学生が書いたとは思えない文章力で、ひきこまれますよ~。

ぜひ機会があったら手にとってみてください。

この12歳の空もおもしろそうですねー☆
ワタシも探してみます!
Re: NO TITLE
ぽちさん、コメントありがとうございます★

> 小学生の書いた本といえば、当時小学生だったhanaeちゃんの「小学生日記」
> ご存じですか?

いいえ、知りませんでした~!早速探して読んでみようと思います。
今は、「12歳の文学 第2集」を読んでいるところです。
これまたいろんな想像の世界が広がっていて楽しいですね^^

また、オススメの本があったら教えて下さいね!!

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