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『「育てにくい子」と感じたときに読む本』 /佐々木正美

2009/05/22
「育てにくい子」と感じたときに読む本―悩み多き年齢を上手に乗り越えるためのアドバイス
「育てにくい子」と感じたときに読む本―悩み多き年齢を上手に乗り越えるためのアドバイス佐々木 正美

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児童精神科医の佐々木正美氏が書かれた、保護者からの質問に答える形式の育児のアドバイス本になります。

読んでみて思ったのですが、この本に書かれていることって、昔はきっとおじいちゃんやおばあちゃんが話して聞かせてくれていた内容だったんじゃないかなっていう印象を受けました。育児で悩んでいるお母さんがいれば、そばにいる年輩の育児経験者が、さりげなく話してくれる、そんな感じの内容になっているような気がします。

今は核家族が多いですから、おじいちゃんやおばあちゃんが育児について話をしてくれる機会なんてあまりないですよね。この本は、育児の大先輩のおじいちゃん、おばあちゃんの言葉を代弁しているような気がします。

私がこの本でハッとさせられたことは、質問形式のお悩みコーナー部分よりも、 「過保護」と「過干渉」についての記述の部分ですね。過保護は、自主的でいきいきした子を育てるのに対し、過干渉は、自立の芽を摘んでしまうんだそうです。

過保護とは、「子供の望んでいることをやってあげすぎてしまう」ということですが、実際には、子供の要求全てを満足させ、それ以上のことをしてあげることは不可能ですよね。ですから、親がどんなに過保護にしよう思っても、実際は過保護にはならないっていうことらしいです。(いつでも守ってもらえる)と思えると、子供は伸び伸び成長し、自分らしさを余すことなく発揮できるんですね。

一方、過干渉とは、「子供がやりたいと望まないことをやらせすぎてしまう」ということで、親の子供に対する(こうなって欲しい)という気持ちの部分が強すぎると過干渉になってしまうとのこと。子供に、「やらなくてはならない」ことばかりやらせ過ぎると、子供は、本当は何がしたいのか、そちらに気が回らなくなってしまう らしいです。そして、過干渉な親は、上手くいった場合に子供にご褒美を与える傾向があるため、子供は親の評価ばかり気にして、自分のやりたいこととは別の「偽りの行動」をするようになる・・・・

子供に対しての親の態度一つで、こうも子供の成長に影響があるのかと驚くと同時に、自分自身への良い薬となりました。我が家は少し過干渉の傾向があるように思えたので、これを機に少しずつ過保護に切り替えて行かねばと反省する良い機会となりました。


本の見開きに書かれてある著者の言葉が素敵でしたので、引用させていただきます。


手のかからない子がいい子だなんて
そんなのは大きなまちがいですよ。
人生のどこかで、
親は子どもにたっぷり手をかける必要があるんです。
小さいころに手をかけさせてくれる子が
本当はとてもいい子なんです。



育児に悩んでいる方にとって、この本は気持ちを切り替える良い機会になると思います。


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09:00 ・【アドバイス系・参考系の本】 | コメント(0) | トラックバック(0)
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