絵本の紹介 『へんしんじどうしゃ えんこくん』

おじいさんは何者??

4338006048へんしんじどうしゃえんこくん (のりものえほん (4))
杉山 径一

小峰書店 1983-01
売り上げランキング : 640389

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


すぐに、えんこしてしまうから「えんこくん」なんですね。
はやのさんちのえんこくんは、スーパーまでのたったの9分も
走らないうちにえんこしてしまいます。
交差点の真中でもえんこしてしまい、周りの車は
「ぱぱぱぱぱー。」「びびびびびー。」「ぷぷぷぷぷー。」
怒った車の大合唱に、息子は大笑いしていました。
でも、これがきっかけとなり、えんこくんは買い替えられてしまいます。

すいすい乗り心地の良い新車のえーすくん。でも・・・。
はやおはどうしても えんこくんのことが忘れられません。
えんこはするけど、思い出がいっぱい詰まっていたんだよね。

本の後半、はやおは 別の車のように生まれ変わったえんこくんに出会います。
えんこくんの新しい持ち主は、不思議なおじいさん。
今度こそしっかりえんこくんとさようならができた、はやお。
えんこくんの新しい人生を知ったことで、ほっとしたのかな。

それにしても本の後半、なんだか違和感が残ります。
生まれ変わったえんこくんだとはいえ、知らないおじいさんの車に
抵抗無く乗り込んでしまう、はやお。
そして、なぜかはやおのことを前の持ち主の子だと知っているおじいさん。
「えんこくん」という名前まで知っている。不思議、不思議、不思議すぎる。

よくよく考えてみたら、中古車売り場の片隅で、しかもタイヤが無いのに
買い手がついたこと自体、不思議です。
もしかしたら、このおじいさんは、えんこくんの分身のような気すらします。
だってえんこくんは、はやおの家だってちゃんと覚えているんですよ!
息子は単純に、空を飛んだり水上を走ったり、ハンドル操作しなくても
勝手に走っていくえんこくんに喜んでいましたが。
たくさんの疑問が残る1冊でした。


☆ブログランキングに参加しています。

今日は何位かな?
1クリックしていただけると大変励みになり、更新が早まります(笑)



コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


トラックバックURL: