本の紹介 『陰日向に咲く』
劇団ひとりさんの処女小説です!
本の目次は5行だけ。
「道草」「拝啓、僕のアイドル様」「ピンボケな私」「over run」「鳴き砂を歩く犬」。
それぞれのお話は短編で、それぞれ主人公とされる人物も違うし、一見繋がりの無いお話に思える。けれど、読み進んでいくうちに「あ〜!あの人か〜!」と気付かされる。そう。それぞれのお話は関係ない振りをしていながら、実は大いに関係あるのだ!
短編同士がリンクしているという設定、処女作とは思えない、まして芸人が書いたとは思えない、本格的な出来栄えに仕上がっている一冊だと思います。ホームレスに憧れるサラリーマン、アイドルが好きなオタク、今の夢はカメラマンってことにしている二十歳のフリーターの女、ギャンブルで借金まみれの男、鳴いてばかりの鳴子。主人公はみんな、世間的には底辺の陰で生きていると思われる人達。そんな人たちの心理描写を劇団ひとりの独特な観察力でなかなか巧みに表現されていて面白おかしく読ませてもらったという感じでした。
基本的には、主人公の心の声を文字にして書かれてあるので、普段の会話でよく使われるような言い回しがほとんどで、すごく読みやすかったです。1〜2日もあれば読破できると思います。時々、劇団ひとりらしいなという言い回しなどがあったりして、ネタ作りの感覚で書いたんだろうなと思われる個所もありました。
個人的に気に入ったキャラは、「拝啓、僕のアイドル様」で出てくるミャーコかな(笑)ドロ子のあたりがかなり笑えました。最後の「鳴き砂を歩く犬」は、本の最後を上手く完結させるためにちょっと無理やりまとめた感があって、その辺がちょっと残念。まだまだ小説家としてのスキルアップが期待できる作品だと思います。
2008年1月に映画化もされているんですよね。公式サイトはこちら。そして2008年7月には、早くもDVDがレンタル、そして発売されるらしいです。原作を読み終えた今、どんな風に映画化したのかなとちょっと見たい気もします。
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| 陰日向に咲く | |
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「道草」「拝啓、僕のアイドル様」「ピンボケな私」「over run」「鳴き砂を歩く犬」。
それぞれのお話は短編で、それぞれ主人公とされる人物も違うし、一見繋がりの無いお話に思える。けれど、読み進んでいくうちに「あ〜!あの人か〜!」と気付かされる。そう。それぞれのお話は関係ない振りをしていながら、実は大いに関係あるのだ!
短編同士がリンクしているという設定、処女作とは思えない、まして芸人が書いたとは思えない、本格的な出来栄えに仕上がっている一冊だと思います。ホームレスに憧れるサラリーマン、アイドルが好きなオタク、今の夢はカメラマンってことにしている二十歳のフリーターの女、ギャンブルで借金まみれの男、鳴いてばかりの鳴子。主人公はみんな、世間的には底辺の陰で生きていると思われる人達。そんな人たちの心理描写を劇団ひとりの独特な観察力でなかなか巧みに表現されていて面白おかしく読ませてもらったという感じでした。
基本的には、主人公の心の声を文字にして書かれてあるので、普段の会話でよく使われるような言い回しがほとんどで、すごく読みやすかったです。1〜2日もあれば読破できると思います。時々、劇団ひとりらしいなという言い回しなどがあったりして、ネタ作りの感覚で書いたんだろうなと思われる個所もありました。
個人的に気に入ったキャラは、「拝啓、僕のアイドル様」で出てくるミャーコかな(笑)ドロ子のあたりがかなり笑えました。最後の「鳴き砂を歩く犬」は、本の最後を上手く完結させるためにちょっと無理やりまとめた感があって、その辺がちょっと残念。まだまだ小説家としてのスキルアップが期待できる作品だと思います。
2008年1月に映画化もされているんですよね。公式サイトはこちら。そして2008年7月には、早くもDVDがレンタル、そして発売されるらしいです。原作を読み終えた今、どんな風に映画化したのかなとちょっと見たい気もします。
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