09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

スポンサーサイト

--/--/--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- スポンサー広告

『大きな木のような人』/いせひでこ

2017/01/13
大きな木のような人 (講談社の創作絵本)
大きな木のような人 (講談社の創作絵本)いせ ひでこ

講談社 2009-03-19
売り上げランキング : 210359


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


30年以上旅をし、本を読み、
世界中の木と人々の関係を
研究してきた「わたし」と、
植物園へ通い続ける
女の子「さえら」の
ひと夏の交流のお話。

花を引き抜いてしまった
「さえら」に、「わたし」は、
ひまわりを種から
育ててみることを勧めます。

植物園のあちこちに
出没する「さえら」。
最初こそ問題児扱いでしたが、
次第に植物園の一員として
受け入れられます。

読み始めてすぐ、

「人はみな心の中に、
一本の木をもっている。」

という一文が出てきます。
最初はなんの脈絡もない
一文のように思えたのですが、
何度か読み返すうちに
ふと感じるものがありました。

いろんな解釈が
あるとは思いますが、
この一文を挟んで
「さえら」との思い出が
描かれていることから、

「わたし」の心の中にある
一本の木に
「さえら」との思い出が
深く刻まれているよ、
ということなのかな?と
私は感じました。

やがて、「さえら」との
別れの時が静かに訪れます。

「さえら」の育てたひまわりが
しっかりと根をおろし育ったように、
「さえら」の心の中の木も
「わたし」と出会ったことで
成長したことが伺え、
不思議な気持ちになりました。

別れの時まで「さえら」を
優しく見つめ続けた「わたし」。
それはまさに
「大きな木のような人」でした。

木と人の心。

木に対してこんな風に
感じたことが無かったので、
とても新鮮でした。

おそらく、一度読んだだけでは
理解できない絵本だと思います。

是非
何度も読み返してみて下さい。
毎日植物園へやって来た
「さえら」のように。

読めば読むほど、
味わい深くなる一冊です。


★著者 いせひでこ さんとは?

伊勢 英子(いせ ひでこ) 1949年5月13日生まれ 日本の絵本作家。
夫はノンフィクション作家の柳田邦男。
38歳頃、眼の疲労から右目の網膜剥離を患い、今はほとんど見えないらしい。

こんな映画を発見!
ヒューマンドキュメンタリー映画 『いのちのかたち −画家・絵本作家 いせひでこ−』




☆ブログランキングに参加しています☆
ポチッと応援お願いします。

にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へにほんブログ村 小遣いブログ 懸賞・プレゼントへ


08:00 ・心に響く・考えさせられる絵本 | コメント(0) | トラックバック(0)
コメント

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。