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『3びきのくま』/ポール・ガルドン

2016/12/27
3びきのくま (海外秀作絵本)
3びきのくま (海外秀作絵本)ポール・ガルドン 多田 裕美

ほるぷ出版 1975-10
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トルストイの「3びきのくま」しか読んだことがなかったので、いろんな「3びきのくま」の絵本を読んでみることにしました。
こちらの絵本は、トルストイ原作のものを作者が翻案したようで、大まかなストーリーは同じなのですが、微妙に違う部分もあり、楽みながら読ませてもらいました。

まず気付いたのは、3匹のくまの紹介の仕方。今まで読んだ「3びきのくま」では、おとうさんぐまから順に紹介していくパターンでしたが、本書では、一番小さいこぐまから紹介していきます。なるほど、文字も小さいフォントからだんだん大きなフォントへと変化していて、おとうさんぐまの大きさがかなり強調されている感じがして、迫力があります。くまの絵がかなりリアルなのも良いです。

そして、他の絵本と全く違うのは、女の子ですね。キャンディという女の子の名前が紹介されたのも初めてでしたが、その登場の仕方が、道に迷った風ではなく、わざわざ現れたという感じの設定が面白いですね。しかも、いかにもイタズラしそうな感じ。くまの家の中で女の子がつい、おかゆを食べたり、イスを壊したり、ベッドで眠ってしまったのは、女の子がイタズラ好きだからという理由が伺えて、納得してしまいました。

くまが家の中の異変に気付き、怒り出すシーンでは、リアルなくまが家の中をのしのし動き回っているように見え、迫力があります。その反面、くまと女の子が顔を合わせるシーンでは、きょとんとしたくまの表情が逆にかわいらしく見えて、そのギャップが楽しかったです。

窓から逃げ出すキャンディーを、きょとんとした様子で見ている3びきのくま、ちょっと笑えます。前歯が無いキャンディーの笑顔が印象的でした(笑)

いろんな「3びきのくま」のお話があるんだな~と楽しませてもらいました。



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08:00 ・民話・昔話・神話 | コメント(0) | トラックバック(0)
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