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『夢の守り人』 / 上橋 菜穂子

2007/04/20
我が家の蔵書です

人の世界とは別の世界で花をつけ実をむすぶその<花>は、
人の夢を必要としていた。
一方、この世をはかなんでいる者は、花の世界で、
永遠に夢を見続けることを望んだ。

愛しい者を花の夢から助けようと、
逆に花のために魂を奪われ、人鬼と化するタンダ。
タンダを命をかけて助けようとするトロガイとチャグム、そしてバルサ。

人を想う心は輪廻のように循環する・・・・


夢の守り人 (偕成社ワンダーランド)
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闇の守り人 (偕成社ワンダーランド) 虚空の旅人 (偕成社ワンダーランド) 神の守り人<来訪編> (偕成社ワンダーランド(28)) 神の守り人<帰還編> (偕成社ワンダーランド(29)) 精霊の守り人 (偕成社ワンダーランド)


守り人シリーズ第三作「夢の守り人」になります。 「闇の守り人」を読破した勢いあまって、こちらは二日で読んじゃいました。前回の感想で、「タンダが出てこなかったのが残念」と書いたのですが、今回はタンダが出てきたのは良いんですけど、かなり怖すぎ{{ (>_<) }}なんと今回、タンダは花に魂を奪われた上に、肉体はレンタル(!)されてしまうし、最後の最後までタンダの生死がどうなるか、ハラハラしっぱなしでした。

今回の作品には、第一作でバルサが用心棒となって守ったチャグムも出てきます。第一作目で謎だった部分が今回の本でもかなり明かされていきます。成長したチャグムの姿が見られたのも良かったな~。それから、トロガイの若かりし頃の過去の話も出てきます。それにしてもトロガイは、どれほど不細工なのか気になります(笑)

輪廻転生を考えさせられる部分もあり、なかなか濃い作品となっています。第一作目では、タンダのバルサに対する気持ちが書かれていましたが、今回の作品では、バルサのタンダに対する気持ちが書かれています。最終的にこの2人の関係が今後どうなっていくのか、今から楽しみです。

呪術師の役割とは?ということが、この1冊で解ります。これは、バルサじゃなくてタンダが主役の1冊ですね。第四作「虚空の旅人」も近々読みたいと思います。


●当ブログの【守り人シリーズ】【旅人シリーズ】へのリンクはこちら(出版年順)

守り人シリーズ第1作 精霊の守り人
守り人シリーズ第2作 闇の守り人
守り人シリーズ第3作 夢の守り人
旅人シリーズ第1作 虚空の旅人
守り人シリーズ 第4作 神の守り人(来訪編)(帰還編)
旅人シリーズ第2作 蒼路の旅人
天と地の守り人 第1部 ロタ王国編
天と地の守り人 第2部 カンバル王国編
天と地の守り人 第3部 新ヨゴ皇国編
流れ行く者-守り人 短編集-


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12:24 ・う【上橋菜穂子】 | コメント(2) | トラックバック(1)
コメント
NO TITLE
先日は、ありがとうございました。
こちらにもトラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。
Re: NO TITLE
藍色さん、TBありがとうございます!
こちらからもTBさせていただきますね^^

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人の夢を糧とする異界の花に囚われ、人鬼と化したタンダ。女用心棒バルサは幼な馴染を救うため、命を賭ける。心の絆は花の魔力に打ち克てる...