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『八郎』 / 斉藤隆介

2016/09/11
我が家の蔵書です

八郎 (日本傑作絵本シリーズ)
八郎 (日本傑作絵本シリーズ)斎藤 隆介 滝平 二郎

福音館書店 1967-11-01
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とっても大きい山男、
八郎のお話。

すでに大きい体なのに、
もっともっと大きくなりたくて
仕方がなかった八郎。

後半、八郎がいつも思っていた、

「どうして自分が
今まで大きくなりたかったか」

という疑問に
自らの答えを出すのですが、
そのシーンは本当に壮絶な、
頼もしくも悲しい、
複雑な思いに駆られました。

なぜそれが
八郎でなければならなかったのか?
けれど、きっとそれは
八郎にしかできなかったこと。
それが、これだったのでしょう。

自己犠牲。
優しさ。
そして八郎から感じる、
大きな悠久の愛。

たくさんの小鳥たちが、
八郎の頭(髪の毛)に
巣を作って住んでいるのですが、

「ぴちぴち、ちいちい、
ちゅくちゅく、かっこー」

という鳴き声が何度も出てきて、
同じ鳴き声のはずなのに、
シーンによって
嬉しそうに聞こえたり、
悲しそうに聞こえたり・・・

「八郎」よりも先に「三コ」を
読んでいたこともあり、
もしかして、
あの男わらしこっていうのは、
三コのこと!?と、
読み聞かせた当時、
息子と二人で大騒ぎ
したことを思い出しました。

三コが八郎を尊敬して
真似たということを考えると、
きっとそうですよね?

当時、絵本離れしていた息子が、
再び絵本に目を向ける
きっかけとなった作品。

私にとっては心に残る作品です。


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08:00 ・さ【斉藤隆介】 | コメント(0) | トラックバック(0)
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