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『ひばりの矢』 / 斉藤隆介

2016/08/12
ひばりの矢 (創作絵本40)
ひばりの矢 (創作絵本40)斎藤 隆介 滝平 二郎

岩崎書店 1985-11-30
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絵本を開くと、最初に麦の絵が目に飛び込んできます。「麦は、ひばりが天から射込んだ矢」なんだそうです。どうしてひばりが矢を射るのか?それは、黒雲が関係していました。

踏まれても踏まれても伸びる、強い麦。麦には、ひばりの強い意志が宿っているのかもしれません。麦の穂が矢羽のような形をしている理由、なんだか納得でした。

この絵本では、ひばりは鳥ではなく「人間の姿」で描写されています。黒雲おやじを倒そうと、一番最初に名乗りを上げた一郎次。誰もやらなかったことを最初にやろうと決意し行動する姿は、「半日村」の一平を思い出させました。

余談ですが、ひばりは漢字で「雲雀」と書くんですね。「むかし、ひばりの巣は天にあった。」という一文があるのですが、きっと雲に巣を作っていたんだろうな、と想像させてくれました。

斎藤隆介さんの作品にはいつも「勇気」「優しさ」「愛情」「自己犠牲」といったテーマが盛り込まれており、読むたびにそういったパワーをいただいているような、気がします。



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08:00 ・さ【斉藤隆介】 | コメント(0) | トラックバック(0)
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