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『われたたまご』

2016/08/03
我が家の蔵書です

われたたまご―フィリピン民話 (こどものとも世界昔ばなしの旅)
われたたまご―フィリピン民話 (こどものとも世界昔ばなしの旅)小野 かおる

福音館書店 1997-11-15
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フィリピン民話です。

みふうずらの夫婦が
留守中に大事な卵を
全部割られてしまいます。

近くに馬の足跡があったことから、
犯人探しが始まるのですが・・・

すぐに容疑者が見つかった
と思いきや、
それぞれごもっともな理由があり、
どうしても責められません。

みふうずら夫婦は、
話に出てきた生き物たちに
次々と事情徴収をしていきます。

その時のセリフに
お決まりのフレーズがあって、
リズミカルに話が進んでいくのと、
話を聞くたびに
セリフがどんどん増えていき、
いろんな事情が全て
繋がっていくところに
このお話のおもしろさがあります。

とはいえ、こんなに長く
繋がるとはすごいですね。

最後の最後で
「誰のせいでもなかった」という
結論に至った時、
みふうずら夫婦はやっと
われたたまごの元へ
帰っていくのです。

みふうずら夫婦は、一体
何に対して納得したのでしょうか?

生き物たちは、責任転嫁して
罪から逃れただけじゃないか?
いろんなツッコミどころはありますが、
これは単純に、

「世の中には、仕方のないこともある」

ということで良いのかもしれません。

この絵本は子どもが園児の頃に
何度も読まされましたが、
水牛の鼻の穴に
ヘビがもぐりこもうとしたシーンで
いつも大笑いしていました。

難しいことは抜きで、
純粋に言葉の繋がりを楽しんで
読めればOKだと思います。


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08:00 ・民話・昔話・神話 | コメント(0) | トラックバック(0)
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