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『プララのとんねるぶっぶー』/武内 祐人

2016/11/30
プララのとんねるぶっぶー
プララのとんねるぶっぶー武内 祐人

大日本図書 2009-05
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まさか!?
プララが車で
砂のトンネルへ入ると、
意外な空間が広がります!

砂で作ったトンネルに
入れるなんて、
体の小さいプララだから
きっとできることなんですね。

子どもの頃、
砂のトンネルを作って、
「中に入りたい~!」と
腕を肘ぐらいまで
頑張って突っ込んだことを
思い出しました(笑)

トンネルの中には、
森があったり川があったり。

トンネルの中なので、
暗い中でのドライブになのですが、
お月様が見えたってことは、
もしかしてトンネルの中は
夜の世界なのかも?
なんて想像力が広がりました。

キャラクターも色合いも、
とてもかわいらしくて
好感が持てました。

未知の世界を想像させる、
素敵な絵本です。


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『おおきな木』/シェル・シルヴァスタイン/訳 村上春樹 

2016/11/27
おおきな木
おおきな木シェル・シルヴァスタイン Shel Silverstein 村上春樹

あすなろ書房 2010-09-02
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ほんだきんいちろうさん訳の
「おおきな木」を読んだ後に、
村上春樹さん訳の
こちらの絵本を読みました。

同じ絵本なのに、訳者が違うと
微妙にニュアンスも違うんですね。

ほんだきんいちろうさん訳の
絵本では、リンゴの木は
男性のイメージなのですが、
こちらの絵本では、口調が
女性になっています。

あとがきを読んだところ、
原文では、木は「彼女」と
書かれているそうです。
母性としての木だったんですね。

木から与えられてばかりの
少年の姿を見ていると、
ふと自分の行いはどうだろう?
と思わずにはいられません。

親にしてもらったことは
多々あっても、
親に何かしてやれたことは
果たして幾つあったでしょうか?

少年の転機と言える時に、
身を削って力になる
親としての木、
見返りを求めない
無償の愛に
頭が下がる思いがしました。

そして、木の愛をひたすら
受け入れるだけの少年の姿。

年老いて疲れ果た少年にとって、
与えるだけの愛が果たして
良かったのか悪かったのか、
疑問が残ります。

けれど最後、
木に与えることを求めなかった
少年の姿に、
木は本当の幸せを
初めて心から
感じたのではないでしょうか。

読めば読むほど
いろんな解釈の仕方が
沸々と沸いてきて、
全く不思議な
奥深い絵本だと思います。


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『おおきな木』/シェル・シルヴァスタイン

2016/11/24
究極の無償の愛

おおきな木
おおきな木シェル・シルヴァスタイン Shel Silverstein

篠崎書林 1976-01
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1本のリンゴの木が
1人の人間に
限りない愛を捧げる
美しくも悲しい物語。

リンゴの木が大好きで、
毎日やって来ては
遊んでいくちびっこ。

やがて大人になるにつれ、
木を訪れる回数が減り・・・

このちびっこ、
(後に「ぼうや」と呼ばれます)、
突然思い出してやって来ては、
木に要求ばかりしてきます。

そして、
ぼうやのために身を犠牲にし
尽くしてばかりのリンゴの木。

困った時だけやって来て、
リンゴの木に要求ばかりのぼうやに、
最初、「なんてやつだろう」と
思ったのですが、

読み進めるうちに、
リンゴの木は決して
不幸な気持ちだったわけではない
ことに気付き、ハッとさせられました。

「きは それで うれしかった。」

上記のフレーズが、
ぼうやの願いに応えるたびに
出てきます。

愛を与えてばかりのリンゴの木。
ぼうやが困った時に、
きっかけやヒントを
与えてくれるリンゴの木。

それはまるで、
親離れしていく子を
遠くから見守る親のような
気持ちだったのかもしれません。

なかなか会えないのは、
元気に暮らしている証拠。
時々思い出して
会いに来てくれるだけで嬉しい。

困った時は言ってごらん、
力になってあげるよ。

そう考えたら、なんだか
リンゴの木が嬉しかったという
気持ちが理解できるような気がします。

ぼうやの心のどこかに、
リンゴの木が常に
存在しているということ。
見えないけれど、
心は繋がっていたんですね。

考えれば考えるほど
奥が深いストーリー。
大人向けの絵本。



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13:29 ・心に響く・考えさせられる絵本 | コメント(0) | トラックバック(0)

『とうちゃんはかんばんや』/平田昌広

2016/11/21
とうちゃんはかんばんや
とうちゃんはかんばんや平田 昌広 野村 たかあき

教育画劇 2005-05
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看板屋の仕事をしている
とうちゃんに憧れている
「ぼく」のお話。

ぼくは、とうちゃんの書いた
看板がとても好きなんですね。
そして、
とうちゃんと同じ看板屋に
なるのが夢なんです。

時には酔っぱらって
お店に迎えに行くこともあるけれど、
そんなとうちゃんが好きで、
とうちゃんが書いた看板が好きで。

そんな気持ちが
じんじん伝わってくるお話です。
まるで、「ぼく」の作文を
読んでいるような気分になりました。

父親の仕事を
子どもが理解することは
難しいと思うのですが、
そんな仕事を
身近に感じられるぼくは、
とても幸せなのかもしれません。

父親を尊敬し、
父親と同じ職業に就きたいと
思うぼく。

父親が
憧れの存在として描かれている、
心温まるストーリーです。


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『車のいろは空のいろ 春のお客さん』/あまんきみこ

2016/11/18
車のいろは空のいろ 春のお客さん (新装版 車のいろは空のいろ)
車のいろは空のいろ 春のお客さん (新装版 車のいろは空のいろ)あまん きみこ 北田 卓史

ポプラ社 2000-04
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シリーズ2作目になります。
空色のぴかぴかのタクシーの運転手さんが、さまざまなお客を
乗せた時の不思議なお話が幾つか集まり、1冊の本になっています。
タクシーの運転手、松井五郎さんも元気です(笑)

前作にもありましたので、動物をタクシーに乗せてしまう流れは、
さほど驚かなかったのですが、「やさしいてんき雨」のような、
松井さん自身が動物に間違われるとか、「虹の林のむこうまで」の
ような、白鳥の気持ちを代弁したようなストーリー、はたまた
雲の妖精?と思われる子を乗せたり、人間のお客を乗せての
不思議エピソード、話の展開が想像を超えていてとても面白く
読ませてもらいました。

1つのお話が15~20ページと長すぎないので、テンポよく
区切って読み切れるのと、そのたびに新しいお話が始まるのですが、
キツネにつままれたようなストーリーが多いので、常に想像力を
掻き立てられ、途中で飽きさせない不思議な魅力があります。

松井さんのお客さんは、人間だけではありません。
動物や虫、人形におもちゃ、時には幽霊?妖精?と思われる
お客さんまで乗せてしまったりします。
動揺をするものの、分け隔てなくタクシーに乗せて送り届ける
松井さんの人柄、それがこの本の一番の魅力なんだと思います。



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『ぼくがラーメンたべてるとき』/長谷川義史

2016/11/15
ぼくがラーメンたべてるとき
ぼくがラーメンたべてるとき長谷川 義史

教育画劇 2007-08
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絵本のタイトルから、
笑えるストーリーなのかと
思ったら、全く違いました。

タイトルを詳しく書くとすれば、

「ぼくがラーメンを
食べている”その”時」

ということになるんでしょう。

ぼくがラーメンを
食べているその時、
いろんな場所で、
いろんな国で、
いろんな人が
いろんなことをしています。

世界には
いろんな境遇の人がいて、
みんながみんな、
幸せだとは限りません。

「ぼく」と同じ子どもが、
別の国では
水を汲んでいたり、
牛を引いていたり、
パンを売っていたり。

衝撃的だったのは、
倒れている子。

同じ時を過ごしているのに、
世界にはいろんな国があり、
いろんな人がいて、
同じ地球に住んでいながら、
おかれている境遇は様々で・・・

ページをめくるたびに
言葉がループになっていて、
最終的に
「ぼく」の場所へ
戻ってくることで、
世界が繋がっていることを
上手く表現しています。

自分の
身近なことだけではなく、
世界を見渡せる目を持つ。

地球上のみんなが全て
平和に過ごしている
わけではないこと。

子ども達に
そういう感覚を意識させる
絶好の絵本だと思います。

ただ、これといって
特別な説明がないので、
読み終えて「それで??」と
思ってしまう方もいるのかも。

実は主人と息子が
この絵本を読んだ感想が、
まさにそれでした。

長谷川さんの絵のタッチを
見慣れていないせいか、
「見にくい」とのこと。

絵から感じられる情報を
うまくキャッチすることが
できなかったようです。

確かに、文章だけで
作者の意図を感じるのは、
ちょっと難しいかもしれません。

個人的には、
早々に日本の場面から離れ、
他国の場面をもっと
取り入れた方が良かったかも
と感じました。

最後、裏表紙で、男の子が
立ち上がっている絵を見て、
ホッとしました。

大変メッセージ性の強い作品です。


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『ピンクのれいぞうこ』/ティム・イーガン

2016/11/12
ピンクのれいぞうこ
ピンクのれいぞうこティム イーガン Tim Egan

ひさかたチャイルド 2010-10-01
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作者の名前・・・
どこかで聞いたような・・・
と思ったら、以前読んだ絵本
まじめなフレッドおじさん
の作者だったんですね。

今回は
ぼうっとしているのが好きな、
ドズワースのお話。

どうやら、ガラクタ置き場で
まだ使えそうなものを
拾ってきて直し、自分の
リサイクルショップで売り、
生計を立てている様子。
なんだかとても現実的。

そんなドズワースが
いつものように
ガラクタ置き場へ行くと、
ピンク色のさび付いた
冷蔵庫が1台ありました。

その冷蔵庫が、
ドズワースの生活に
新風を巻き起こすとは。

なんといっても、
不思議なのはこの冷蔵庫。

マグネットでメモが
留めてあるのですが、
冷蔵庫の中にはなんと、
そのメモにちなんだ
アイテムが。

「高く売れるぞ!」と、
持ち帰ったドズワースでしたが・・・

ここまで読んで、
リサイクルショップの経営の
お話なのかと思たのですが、
なぜかドズワーズは
持ち帰ったものを
売る気になりません。

これって、もしかして
冷蔵庫の魔法??

冷蔵庫の中から出てきた
アイテムが、
平凡だったドズワースの生活に
少しずつ変化をもたらします。

絵本の中では、ドズワースは
ねずみの姿なのですが、
私にはなぜか1人の人間に
しか思えず、
人間に置き換えて読みました。

世の中には、ドズワースのように
平凡な毎日に満足してしまって、
何かをやろうという気さえ
起こさずに過ごしている人が
何人いることか。

ピカピカに磨かれた
地球の形のマグネットと
あのメモはきっと
世界を見るための
チケットだったのではと
思えてきます。

いつもの景色も、
気の持ちようで
別な景色に感じるもの。

行動を起こせば、
もっといろんな景色が
見えてくるはず。

絵本を通して、
作者のそんな思いが
伝わってたように感じます。

毎日を
平凡に感じている大人に、
是非読んで欲しい一冊です。


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『たまごにいちゃん』/あきやまただし

2016/11/09
たまごにいちゃん (ひまわりえほんシリーズ)
たまごにいちゃん (ひまわりえほんシリーズ)あきやま ただし

鈴木出版 2001-09
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あきやまただしさんの絵本は、
子供が園児だった頃に
大好きだったので、
「へんしん」シリーズ、
「まめうし」シリーズなど、
さんざんお世話になりました。

子供も大きくなった今、
かなり久しぶりに
あきやまただしさんの
絵本を読んだのですが。
・・・おもしろい(笑)

卵から出たくないという理由で、
殻を被ったままの姿をした鳥(?)、
それが、「たまごにいちゃん」。
見た目、かなり変な生き物です(笑)

卵の姿だからこそ出来る
あんなことや、こんなことを
やっているシーンがあるのですが、
それがまた笑えます。

でも、ひょんなことから
思いがけず殻が割れてしまい・・・

殻が割れてしまい、がっかりする
たまごにいちゃんですが、
最後のページ、
水たまりに映った自分の姿を見て
発した一言がとてもいいんです。

ありのままの自分を受け入れるって、
とても大事なことですよね。

そして、ありのままの
たまごにいちゃんを
すんなり受け入れた
お母さんと弟も、
とっても素敵です。

それにしても、
ずっと小さい子ども(卵)の
ままでいたいっていう気持ち、
わからないでもないですよね。
子どもも大人もきっと
共感できるストーリー展開
なのではないでしょうか。

ちなみに、このたまごにいちゃん、
シリーズ化しているようです。

たまごにいちゃんセット(既13巻)
たまごにいちゃんセット(既13巻)
鈴木出版 2014-04
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『いしになったかりゅうど』/大塚勇三

2016/11/06
いしになったかりゅうど―モンゴル民話 (日本傑作絵本シリーズ)
いしになったかりゅうど―モンゴル民話 (日本傑作絵本シリーズ)大塚 勇三 赤羽 末吉

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モンゴル民話です。

ハイリブという若い狩人が
白ヘビを助けるシーンから
始まります。

助けた白ヘビはなんと
竜王の娘。
助けていただいたお礼をします。

そこでハイリブは、
竜王の娘に教えられるままに
宝の玉を手に入れることに。

宝の玉は、口に入れると
鳥や獣の言葉が
何でもわかるスグレモノ。

でも、このことを他言すると
石になってしまうのです。

タイトルが、
「いしになったかりゅうど」
ですから、ハイリブが最終的に
石になってしまうことは
予想できたのですが、それは
一体どんなタイミングなのか、
ドキドキしながら読みました。

鳥や獣の言葉がわかるからこそ、
事前に知ることが出来た災害。

村のみんなを
災害から助けるために、
彼は全てを話してしまうのです。

自己犠牲。
それがハイリブが選んだ道でした。
村人に信じてもらうために。
村人を救うために。

悲しいまでに勇敢な決断。
思わず、斎藤隆介さんの
「八郎」や「三コ」を
思い出しました。

それにしても、
白ヘビはなぜハイリブに
宝の玉を選ぶように
言ったのでしょう?

蔵にはたくさんの
竜王の宝物があり、
どれでも好きなものを
選ぶことが出来たのに。

ハイリブの背後には、
白ヘビが密かに託した
なんらかの使命が
隠されていたような気がして
なりません。

心に残る素敵な作品。
子ども達に読んで欲しい作品です。




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図書館よりレンタル中 その10

2016/11/03
現在、図書館から借りている本を紹介したいと思います!

●「銀の匙」 前から読みたかったので。私はまだ読んでませんが、息子が先に読みまくってます。
銀の匙 Silver Spoon(1) (少年サンデーコミックス)
銀の匙 Silver Spoon(1) (少年サンデーコミックス)荒川弘

小学館 2011-07-15
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銀の匙 Silver Spoon コミック 1-13巻セット (少年サンデーコミックス)
銀の匙 Silver Spoon コミック 1-13巻セット (少年サンデーコミックス)荒川 弘

小学館 2015-06-18
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●「デモナータ」シリーズ 1幕でハマってしまい、現在息子が先に読破中。やっぱり面白いらしいです。
デモナータ 2幕 悪魔の盗人
デモナータ 2幕 悪魔の盗人ダレン・シャン 田口 智子

小学館 2006-01-28
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デモナータシリーズ 全10巻
デモナータシリーズ 全10巻ダレン シャン 橋本 恵 Darren Shan

小学館 2009-12-20
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●「ドラゴン桜」 息子と2人で読破中。漫画とはいえ、為になります!
ドラゴン桜(6) (モーニングコミックス)
ドラゴン桜(6) (モーニングコミックス)三田紀房

講談社 2005-01-21
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ドラゴン桜 全21巻完結セット (モーニングKC)
ドラゴン桜 全21巻完結セット (モーニングKC)三田紀房

講談社 2010-01
売り上げランキング : 4293


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それぞれ数冊ずつ借りているので、結構な量の本をお借りしている状態です。
読んだ本の感想は、後日記事にしていきたいと思います!


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