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『てじな』/土屋富士夫

2016/10/31
てじな (幼児絵本シリーズ)
てじな (幼児絵本シリーズ)土屋 富士夫

福音館書店 2007-05-10
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表紙絵の手品師のおじさんの怪しさになんだか惹かれました。

見開きのページを目一杯使って繰り広げられる手品は、ページの両端にカーテンベルトで止められたカーテンの絵が描かれていることで、そこに小さなステージが広がるイメージがあり、とても良いですね。ページには、一部穴が開けてあり、その穴の部分が次のページへリンクする仕掛けになっています。

が。あまりにも自然に穴が開いているせいか、穴が開いている部分が正直わかりにくく、手品自体も穴が無くても十分成立していますし、せっかくの穴の仕掛けが活かされていないのが残念でした。唯一、毒蛇の魔法だけは良かったかな。脳裏にこびりつく「あんどら、いんどら、うんどら」の魔法の言葉、怪しげなおじさんのキャラがとても良かっただけに、残念です。


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08:00 ・乳幼児向けの絵本 | コメント(0) | トラックバック(0)

『コドモザウルス』/土屋富士夫

2016/10/28
コドモザウルス
コドモザウルス土屋 富士夫

佼成出版社 2008-12
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自分が化石になってしまい、人間のような文明を持つ恐竜たちに発見されてしまうという、逆転の発想が楽しい一冊です。いろいろ分析された結果、化石になったダイちゃんは、「コドモザウルス」として、世に公表されます(笑)それがまた、本当のダイちゃんとはほど遠い分析結果で、笑っちゃいます。博物館に展示され、言いたい放題言われているダイちゃんを見ていたら、「発掘された恐竜の化石も、こんな風に思っているのかも」なんて思えました。

今本当に発掘されて博物館で展示されている恐竜の化石だって、結局は一度も生きている恐竜を見たことがない人間の推測で作られた恐竜像ですから、間違った分析をされている可能性が高いわけで、面白い視点の絵本だな~と感心させられました。こんな貴重な体験をしたダイちゃんは、化石の気持ちがよーくわかる、立派な恐竜博士となることでしょう!

化石になった生き物の生活環境や習性などを分析することって、本当に難しいことだと思うんですが、この絵本ではその難しさをコドモザウルスを間違った分析で表現することで子どもにも伝わりやすくしているところがスゴイなと思います。博物館で化石を見たら、この一冊を思い出しそうです(笑)


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08:00 ・ユニークな展開の絵本 | コメント(0) | トラックバック(0)

小銭貯金 第50回発表!ついに50万円達成!!

2016/10/25
小銭貯金の集計も、今回で50回目になります。それでは第50回目の集計発表です。

■第50回発表■

前回の集計日2016.3.11以降の約228日間の貯金額になります。

(集計日) 2016.3.11

(集計金額) 30,505円


(累計額) 506,282円


なんとなく小銭貯金を始めてから約11年11ヶ月(143ヶ月)。
ついに、目先の目標だった50万円に達成しました!!いや~、長かったですね~。達成するのに12年弱かかってますからね(笑)ちょうど50回目の発表で、50万円達成。狙ってたわけではないんですが、すごい偶然です(笑)月平均貯金額は、約3,540円となり、微妙にペースUPしていたようです。

50万円達成の余韻に浸りつつ、ここで満足する私ではありません(笑)次の目標は、やっぱり100万円でしょう~!100万円達成まで、残り493,718円。今のペースだと、約12年後!?またまた長い道のりになりそう。せめて今の倍のペースで貯められるといいのだけど、まあ、焦らずゆっくりペースで続けていきたいと思います。

【小銭貯金のMyルール】
財布の中の小銭は100円玉5枚のみとし、後はすべて貯金!!
(以前、財布の中の小銭を全部貯金していたこともあったのですが、小銭がなくて大変困った経験からこのルールに落ち着きました)



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08:49 節約・小銭貯金 | コメント(0) | トラックバック(0)

『したきりすずめ』/石井桃子

2016/10/23
したきりすずめ (日本傑作絵本シリーズ)
したきりすずめ (日本傑作絵本シリーズ)石井 桃子 赤羽 末吉

福音館書店 1982-06-30
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優しそうな表情のおじいさんに対して、心底意地の悪そうなおばあさんの絵。いかにも、カッとなった勢いでスズメの舌を切りそうな顔をしています(笑)

「すずめや すずめ すずめのおやどは どこじゃいな ちゅんちゅん」

と呼びながら、スズメに謝るために山へ向かうおじいさん。途中、牛や馬を洗う手伝いを一所懸命にこなします。

お宿へたどり着き、スズメに会えたおじいさんは、おもてなしを受け、金銀財宝の入ったつづらをお土産にもらう流れは、予想通り。ここでお話が終わったとしても「誠意あるおじいさんの行為には報いがあったのね」と納得できるのですが、ここで終わらないところがこのお話の面白いところ。

よくを出したおばあさんは、おじいさんの真似をして金銀財宝を手に入れようと試みるのですが、おじいさんとは全く対照的な存在として描かれているので、子どもにも善悪の行いの差がとても伝わりやすい流れとなっています。

「欲張ると怖い目に遭う」という教訓がとてもわかりやすい作品です。是非読み聞かせて欲しい作一冊です。


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08:00 ・日本傑作絵本シリーズ | コメント(0) | トラックバック(0)

『デモナータ 1幕 ロード・ロス』/ダレン・シャン

2016/10/20
ある日突然、悪魔というおぞましい存在によって、幸せな日々を断ち切られてしまうグラブス。少年の一族の恐ろしい呪いとは。魔界に住む悪魔“ロード・ロス”とは。主人公と悪魔たちの戦いが始まる。

デモナータ 1幕 ロード・ロス
デモナータ 1幕 ロード・ロスダレン・シャン 田口 智子

小学館 2005-06-10
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「デモナータ」シリーズの1巻目になります。たまたま図書館で見かけて、表紙絵の怪しげな雰囲気とシリーズ化しているみたいなので面白いのかも?という直感だけで借りてきました。読み始めてすぐ、この本を読むのを諦めようかと思うほどグロい描写があってびっくり。ああそういえば、本文に入る前に「作品中の描写に対し、不快の念を抱かれる読者の方がおいでになるかもしれませんが、原作を重視し、原作者の意図を活かすことを考え、あえてそのまま掲載いたしました。」という一文があったんだったと思い出し、もうちょっとだけ読んでみようと思ったのでした。

とにかく謎の展開が立て続けにあります。グロくて気持ち悪いのですが、「え?なんで?一体なんなの?どうなるの?」という気持ちが先に立ち、いつの間にかどんどんページをめくっていました。先にこの本を読んだ息子も、同じような気持ちでグロくてイヤだったんだけど、先が気になって読んでいたらいつの間にかハマってた、と言ってました。

ジャンルとしては、児童書、ファンタジー小説ですね。「悪魔」という異次元の世界との繋がりや戦いなどがあり、ちょっと印象は違うけれど上橋菜穂子さんの「守り人」シリーズと似てるのかもしれません。著者のダレン・シャン氏によると「デモナータ」シリーズは、「友情と勇気」がテーマなんだとか。心に傷を負った少年がどう生きていくのか?家族を失った少年と「悪の存在」である悪魔がどう絡んでいくのか?先の読めない、手に汗握る展開が最後まで続きます。

デモナータ 1幕を読み終えて、その後続きはどうなる?と思っていたら、先に2幕を読み終えた息子が一言。「1幕の続きが2幕にあると思ってるでしょ。ところが2幕は続きじゃなくて別の話だよ。ダービッシュおじさんの若い頃が出てくる」と。1幕の終わり方、絶対続きがありそうな感じだったのだけど、あえてそのままスルーというところがまた気になる~

ちょっとグロくて怖いもの好きな方は是非、読まれてみてはいかがでしょうか?(^-^)/


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08:00 ・【その他の著者】 | コメント(0) | トラックバック(0)

『くわずにょうぼう』/稲田和子

2016/10/17
くわずにょうぼう (こどものとも傑作集)
くわずにょうぼう (こどものとも傑作集)稲田 和子 赤羽 末吉

福音館書店 1980-07-31
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よく働いて飯を食わない女房が欲しいもんだ」という欲張りな男の身の上に起きた怖~いお話。そんな男のところに、なんと本当に飯を食わない美しい嫁がやってきます。「今に蔵に入りきらんくらい米がたまるぞ」と喜んでいた男でしたが・・・

このお話の見所はなんといっても、美しい嫁が大量のにぎりめしを作り、鬼婆の姿となって頭のてっぺんにある大きな口で平らげるシーンですね。子どもの頃に読んだのですが、未だにはっきりと覚えているぐらい、印象深いシーンで、あらためて読んでみてもドキドキしました。

正体を見てしまった男に気付き、鬼婆は風呂桶に男を突っ込み、山に向かって走り出します。男にとっては、絶体絶命の大ピンチ!!

子どもの頃に読んだ時には気付かなかったのですが、これって端午の節句絵本だったんですね。「菖蒲」と「ヨモギ」が男を助けてくれます。へえ~、そういうことか~。端午の節句の季節にあわせて、子どもに読み聞かせてみることをおススメします!


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『うまかたやまんば』/おざわとしお

2016/10/14
うまかたやまんば (日本傑作絵本シリーズ)
うまかたやまんば (日本傑作絵本シリーズ)おざわ としお 赤羽 末吉

福音館書店 1988-10-01
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日本の昔話って、やまんばが出てくるお話が多いですよね。山姥(やまんば)は、奥山に棲む老女で日本の妖怪なんだそうです。このお話では、馬方の魚や馬の足をバリバリ食べながら迫ってくるやまんばに、ハラハラ・ドキドキ・ヒヤヒヤさせられます。

なんとか逃げ延びたと思えた馬方でしたが、逃げ込んだ一軒家がまた、やまんばの家だったというオチ(笑)そこでまた、やまんばに見つかるのでは?とハラハラ・ドキドキ・ ヒヤヒヤさせられます。見開きのページを縦に使って描かれた、やまんばと馬方のやりとりがとてもおもしろいです。

怖いキャラのやまんばですが、時々とんちんかんなことをやらかすので、知っているお話ではありましたが、改めて楽しんで読めました。こういう、勢いがあって一気に読める昔話、本当に楽しいですね。最後は、しっかり馬方の仕返しがあります。

赤羽さんの絵が、とってもリアリティがあって、やまんばも馬方も生き生きしていたように感じました。



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『かちかちやま』/小澤俊夫(再話)

2016/10/11
かちかちやま (日本傑作絵本シリーズ)
かちかちやま (日本傑作絵本シリーズ)おざわ としお 赤羽 末吉

福音館書店 1988-04-20
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どうやら私は、ウサギがタヌキの背中に火をつける場面と、泥の舟に乗ったタヌキが沈んでしまう場面だけを覚えていただけで、肝心なストーリー自体はほとんど忘れていたようです。タヌキにばあさまを殺されたじいさまの代わりにウサギが仇をとる、というお話だったんですね。

ばあさまがタヌキに殺されてしまうことにビックリですが、その後の「ばあじる」のくだりは衝撃的でした。刺激が強すぎて、無意識にその場面を記憶から消去しちゃったのかもしれません。でもそのシーンがあって、なぜウサギがタヌキをいたぶっていたのかがやっと理解できました。私の記憶だと、意地悪なウサギがタヌキを懲らしめるストーリーになっていましたから(笑)

「悪いことをすれば必ずその報いがある」ということだと思いますが、子どもが読むことを考えると、描写が少し残酷すぎるかな。赤羽末吉さんの描写が、ストーリーをさらに盛り上げていたように思います。


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『かさじぞう』/せたていじ(再話)

2016/10/08
かさじぞう(こどものとも絵本)
かさじぞう(こどものとも絵本)瀬田 貞二 赤羽 末吉

福音館書店 1966-11-01
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誰でも知っている日本の昔話が読みたくて、手に取りました。

じいさんが六地蔵さまに売れなかった笠を被せるシーンは、何度読んでも「素敵な心を持ったおじいさんだな」って思います。六地蔵さまがお礼に持ってきた俵、どれほど助かったことでしょう。

冷静に考えると、お地蔵さまが歩いてくる姿を見たら絶対驚くはずなのですが、じいさん、ばあさんが全く驚いていないところが、昔話の良さでもあり、おもしろさでもありますね(笑)

教訓としては、「良い行いをする者は救われる」ということでしょうか。全く見返りを求めずに正しい行いをしたところに深い意味があるんでしょうね。

同じお話でも絵本によっては、「かさこじぞう」というタイトルだったり、お地蔵さまに笠を被せる時、最後の1体に被せたものは、じいさんの手拭いだったりするようです。同じお話でも、何冊か読み比べてみるとまた楽しいかも知れません。

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図書館よりレンタル中 その9

2016/10/05
現在、図書館から借りている本を紹介したいと思います!

●「天と地と」3部作。息子は読破済み。その後、本の影響でゲームボーイ版「信長の野望」信長の野望ゲームボーイ版をやりたくなったといって、遊んでました(笑)息子の一言「続きがありそうな終わり方」

天と地と―上杉謙信物語 (上) (講談社漫画文庫)
天と地と―上杉謙信物語 (上) (講談社漫画文庫)海音寺 潮五郎 石川 賢

コミックス 1998-09
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天と地と―上杉謙信物語 (中) (講談社漫画文庫)
天と地と―上杉謙信物語 (中) (講談社漫画文庫)海音寺 潮五郎 石川 賢

コミックス 1998-09
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天と地と―上杉謙信物語 (下) (講談社漫画文庫)
天と地と―上杉謙信物語 (下) (講談社漫画文庫)海音寺 潮五郎 石川 賢

コミックス 1998-09
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●「デモナータ」 図書館で見つけたシリーズ本。息子は読破済み。現在、私が読破中。息子の一言「表紙の絵だけ見てハリーポッターみたいな話だと思って借りてきたでしょ?(まさに図星(笑))全然違うよ。とにかくグロイ!キモイ!」

デモナータ〈1幕〉ロード・ロス (小学館ファンタジー文庫)
デモナータ〈1幕〉ロード・ロス (小学館ファンタジー文庫)ダレン シャン 田口 智子

小学館 2012-04
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デモナータ〈2幕〉悪魔の盗人 (小学館ファンタジー文庫)
デモナータ〈2幕〉悪魔の盗人 (小学館ファンタジー文庫)ダレン シャン 田口 智子

小学館 2012-04
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●「ドラゴン桜」とりあえず1~5巻。息子が刺激を受けて勉強してくれたらいいなという期待を込めて。後日、続きの巻を借りてくる予定。息子の一言「絵はキモイけど、内容は今のところ面白い」

ドラゴン桜(1) (モーニングコミックス)
ドラゴン桜(1) (モーニングコミックス)三田紀房

講談社 2003-10-23
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ドラゴン桜 全21巻完結セット (モーニングKC)
ドラゴン桜 全21巻完結セット (モーニングKC)三田紀房

講談社 2010-01
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●「ミヤマ物語」 図書館で見つけたシリーズ本。息子の一言「意外と面白いんだけど!」と、一気読みしてました。
ミヤマ物語 第一部
ミヤマ物語 第一部あさの あつこ

毎日新聞社 2008-06-21
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結界の森へ (ミヤマ物語 第二部)
結界の森へ (ミヤマ物語 第二部)あさの あつこ

毎日新聞社 2011-04-22
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偽りの支配者 (ミヤマ物語 第三部)
偽りの支配者 (ミヤマ物語 第三部)あさの あつこ

毎日新聞社 2013-01-19
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そんなところです。私が読んだ本の感想は、後日記事にしていきたいと思います!

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08:31 図書館よりレンタル中 | コメント(0) | トラックバック(0)

『少年時代』/藤子不二雄

2016/10/02
第二次世界大戦の激しさが増す昭和19年夏、東京の世田谷国民学校5年生の風間進一は富山県泉山村に縁故疎開する。なれない環境に戸惑う進一は、村のたくましい少年タケシと出会い友情を感じる。しかし、二人の時は優しい一方で突然威圧的な態度をとるタケシの二面性に進一は驚くのだった。

山村の美しい、豊かな自然を背景に繰り広げられる、少年達の切ないまでの心の葛藤のドラマ。


少年時代 (1) (中公文庫―コミック版)
少年時代 (1) (中公文庫―コミック版)藤子 不二雄A

中央公論社 1995-07-18
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少年時代 (2) (中公文庫―コミック版) 少年時代 (3) (中公文庫―コミック版)


図書館で見つけた漫画です。全3巻。著者は、藤子不二雄A。
柏原兵三の長編小説『長い道』を読み、<これは自分の物語だ>と思ったという藤子氏は、『長い道』に刺激され、自分の疎開体験を漫画に書こうと思ったのですが、あまりにも『長い道』と自分の体験がオーバーラップしている事に驚き、悩んだ末、『長い道』を原作としての漫画化を思いつき、この作品が生まれたとのこと。

集団疎開という言葉は聞いたことがありましたが、それとは別に、親戚を頼って個別に疎開することを「縁故疎開」と呼ぶことを初めて知りました。突然慣れない環境で生活しなくてはならない疎開する側の子供の心境、突然見慣れない子を受け入れなければならない疎開を受け入れる側の子供の心境。ましてや戦争という混乱期、子供たちはこんな風に心落ち着かない日々を送っていたんだろうと想像できる内容になっています。

疎開先で進一はタケシという少年と親友になりますが、級長であり同級生の少年達の中の権力者であるタケシは、進一と2人きりの時は優しいのだけど、何故か学校内では進一を冷たくあしらいます。暴力で同級生達を支配していたタケシ。しかしやがて、復学した級友との権力争いが勃発し、進一や級友達はその争いに巻き込まれていきます。

大人には大人の社会があるように、子供には子供の社会があるんですよね。読み始めて何がイヤだったかって、それはタケシがいつも暴力で級友達を自分に従わせていたところ。なんですぐに暴力を振るうんだろう?と思っていたのですが、その理由ともいえるタケシの事情も後半少しずつ分かってきます。暴力の反面、タケシが時折見せる優しい姿に、タケシは良いやつなのか悪いやつなのか混乱させられます。今で言うとタケシは、いじめっ子のリーダーと言ったところでしょうか。けれどもタケシは、単純にイジメを楽しんでいるわけではなくて、しっかりと正義も持ち合わせているところが良い。憎たらしくもあるけれど、尊敬できるところもある。タケシという不思議な存在が最初から最後まで進一にとっては大きなものとなっています。進一とタケシのちょっとひねくれた友情関係、ラストが予想外で涙を誘います。

『少年時代』の原作となった本はこちら。
長い道 (中公文庫)
長い道 (中公文庫)柏原 兵三

中央公論社 1989-10
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映画化もされていたようです。機会があれば是非観てみたいと思います。

少年時代 [DVD]
少年時代 [DVD]藤子不二雄A

東宝 2005-04-28
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