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『いろいろ ばあ』 / 新井洋行

2017/07/13
いろいろ ばあ
いろいろ ばあ新井 洋行

えほんの杜 2011-07-01
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赤・青・黄色の、絵の具くんたち。
「いないいないばあ!」の「いろいろバージョン」ですね。
「いないいないばあ」のリズムで読んでいくと良いと思います。

チューブの中に隠れて「いろいろ・・・」というところは、
次のページの前フリになっていて、ページをめくった時の
楽しみが倍増されていて感心しました。

後半、色同士が混じって、きれいな色を生み出すところは、
これぞ絵の具のマジック!といったところでしょうか。

この絵本を見ながら、実際に絵の具で遊びたくなりそうな、
素敵な一冊だと思います。


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11:36 ・乳幼児向けの絵本 | コメント(0) | トラックバック(0)

『つみき』/中川ひろたか

2017/05/28
つみき (はじめての絵本たいむ)
つみき (はじめての絵本たいむ)中川 ひろたか 平田 利之

金の星社 2007-05
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シンプルな色使い、そして積み木を1つずつ積み上げていく、というシンプルな展開、単純明快で楽しい作品です。ページをめくる度に少しずつ積み木が積み上がっていく様は、まるでパラパラ漫画のような感覚でした。

そして、最後にはテントウ虫が飛んできて・・・・積み木達の表情も、とても楽しいので注目です。ひとつ、ふたつ、みっつ・・・という数え方の勉強にもなりますね。色使いがシンプルなだけに、気が散らずに積み木だけに注目できるのが良いなと思いました。

何度も読み聞かせたい、素敵な一冊だと思います。



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08:00 ・乳幼児向けの絵本 | コメント(0) | トラックバック(0)

『もこ もこもこ』/谷川俊太郎

2017/05/25
もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)
もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)谷川 俊太郎 元永 定正

文研出版 1977-04-25
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タイトルからして、なんだか不思議な印象でした。「もこ もこ もこ」かと想ったら、「もこ もこもこ」なんですね(笑)

「もこもこ」「ぱちん」「ふんわ」などといった、短い擬音のみで構成されているところが、不思議ワールド炸裂!といった感じですね。しかも、描かれているモノがこれといって特定できない、得体の知れないものなので、想像で読み進めるしかありません。

絵からの情報のみで想像力を膨らませて読む絵本なので、描かれているものの答えが1つではないところが魅力なのかな。故に、好き嫌いがはっきり別れる絵本ではないかと思います。

最初、長新太さんの作品かと思ったのですが、谷川俊太郎さんと知り、びっくりしました。簡単に見えて、なかなか奥が深い一冊です。


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08:00 ・ユニークな展開の絵本 | コメント(0) | トラックバック(0)

『ひとあし ひとあし』/レオ・レオニ

2017/05/22
ひとあしひとあし―なんでもはかれるしゃくとりむしのはなし
ひとあしひとあし―なんでもはかれるしゃくとりむしのはなしレオ・レオニ 谷川 俊太郎

好学社 1975-04-01
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かしこい、シャクトリ虫のお話。

腹ぺこのこまどりに食べられそうになった時に、こまどりのしっぽを計ってその場を凌いだのをきっかけに、いろんな鳥を計ることになってしまった、シャクトリ虫。ある朝出会った鳥に、「私の歌を計ってごらん。でないと食べちゃうよ。」と言われ、知恵をひねるのですが・・・・。

歌を計る??どうやって??ところが、このシャクトリ虫がとても賢いんですよね。思わず、「なるほど!そういうことか!」と膝を叩いてしまいました。まるで、一休さんのとんち比べにも似た展開。でも、こういう意表をついた展開って、とても楽しいですね。

この賢いシャクトリ虫は、きっと生き延びて立派な大人(蛾)になったことでしょう!


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08:00 ・レ【レオ・レオニ】 | コメント(0) | トラックバック(0)

『マックマウスさん』/レオ・レオニ

2017/05/19
マックマウスさん
マックマウスさんレオ・レオニ 谷川俊太郎

好学社 2010-01-21
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結末から言えば、ハッピーエンドのお話なのですが、理解しがたいことがちらほら・・・

まちねずみのティモシーの姿が、ある日突然変わってしまいます。それは、ティモシー自身にも理解できないことだったようで。もしかしたら、子どもから大人へと成長したってことなのかな?

のねずみと一緒に暮らすには、「のねずみめんきょ」を取得しなくてはならないとのことで、テストを受けることになったティモシー。いやその前に、彼は自分から名前を名乗らなかったので、のねずみのスピニーから、「マックマウス」という新しい名前を付けられていたのですが、この辺から、誰が誰だか、名前が混乱してきて、絵を頼りになんとか読み進めた感じでした。

スピニーとティモシーの冒険が高く評価され、どうやらのねずみと一緒に過ごせることになったティモシー。でも、ベリーはダメ、体力もないティモシーは、やっていけるのかな?これで良かったねと言えるのかな?とちょっと不安になりました。

ピンチを乗り越えた知恵が高く評価されたということなのでしょうから、何か1つでも取り柄があれば、大丈夫だよということなのでしょうか。個人的には、腑に落ちない展開でした。ただ、2足歩行ののねずみたちは、とてもかわいかったです。


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『コーネリアス』/レオ・レオニ

2017/05/16
コーネリアス―たってあるいた わにの はなし
コーネリアス―たってあるいた わにの はなしレオ=レオニ 谷川 俊太郎

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立って歩くことの出来るワニ、コーネリアスのお話。

ワニらしからぬワニの、コーネリアス。立てるという自分だけの特権を活かし、遠くを眺めたり、上から魚を見たり。仲間のワニにそのことを言っても、「へえ それで?」と相手にしてくれません。仲間に相手にされなくても落ち込まない、次々と新しいことに挑戦してしまう、好奇心が旺盛なコーネリアスの姿、すごく良いです。

無関心のように見えたコーネリアスの仲間たちですが、きっと内心は羨ましかったんでしょうね。最後のシーンは微笑ましくて、コーネリアスもきっと喜んだんだろうなって思います。でも、ワニが逆立ちできたとして、なんの得があるのでしょう?きっと、そういう疑問は野暮なんでしょうね(笑)

好奇心こそ、進化の前触れ!前向きなコーネリアスの態度が、仲間の心をも動かしたのかなと思います。周りの出来ないことを率先してやってしまうコーネリアスに幸あれ!


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『びっくりたまご』/レオ・レオニ

2017/05/13
びっくりたまご―3びきのかえるとへんなにわとりのはなし
びっくりたまご―3びきのかえるとへんなにわとりのはなしレオ=レオニ 谷川 俊太郎

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色んな意味で「びっくり」なストーリー展開でした。

まずは、2足歩行のカエルにビックリ!斬新です(笑)そして、好奇心旺盛なカエルのジェシカが持ってきた物を「にわとりのたまご」だと言い切るマリリン。ところが、卵から生まれてきたものは、ワニ!?「きゃ~!にわとりじゃなくて、ワニだったのね!」という展開なのかと思ったら、「おもった とおりよ! にわとりよ!」「にわとり なのね!」と叫ぶカエルたち。えええ~!?間違いに気付いてない!?

どうやら、知ったかぶりのカエルさん達。意外な展開に笑わせてもらいました。最終的に「にわとり」は、母さんワニのところへ帰されるのですが、その後のカエル達のやりとりも最高でした。

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざがありますが、知らないこと、わからないことを素直に口にせず、知ったかぶりで乗り切ろうとしたことが、そもそもの勘違いの始まりだったのでしょう。それともこのカエルさん達、意外とプライドが高いのかしら?知ったかぶりは恥をかくということをおもしろおかしく表現した素敵な一冊だと思います。


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08:00 ・レ【レオ・レオニ】 | コメント(0) | トラックバック(0)

『フレデリック』/レオ・レオニ

2017/05/10
フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし
フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなしレオ・レオニ 谷川 俊太郎

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寒い冬に向けてせっせと働く野ねずみたち。ところが、フレデリックだけは働いていないようです。

「おひさまの ひかりを あつめているんだ。」
「いろを あつめてるのさ。」
「ことばを あつめてるんだ。」

とは、フレデリックの主張。これって、働かなくて済むための口実なのでは?もしかして、 「ありとキリギリス」のような話の展開なのかと思ったのですが、最後は意外な展開で、どんでん返しとなりました。目に見えないことだけに、すぐには理解してもらえないけれど、フレデリックにはフレデリックなりの、冬へ向けた仕事をしていたんですね。

サブタイトルに「ちょっと かわった のねずみの はなし」とあります。学校生活や社会生活のような集団生活に於いては、とかく周りに合わせること、周りと共存することが良しとされています。ですから、フレデリックのような個人プレーは、きっとタブーとされることが多いと思います。けれど、このお話では敢えて、フレデリックの主張を誰もとがめることが無く、そのまま受け入れてくれたおかげで、フレデリックの隠れた才能が開花したんじゃないか、そんな気がします。

「ちょっと かわっていること」は、決して悪いことばかりでは無いんです。それはきっと、何かの才能のサインかもしれません。出る杭は打つのではなく、伸ばしてやろう!そう思わせてくれる、素敵な作品です。



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『せかいいちおおきなうち』/レオ・レオニ

2017/05/07
せかいいちおおきなうち―りこうになったかたつむりのはなし
せかいいちおおきなうち―りこうになったかたつむりのはなしレオ・レオニ 谷川 俊太郎

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「ぼく おとなに なったら、せかいいち おおきな うちが ほしいな。」という、ちびかたつむりに対して、おとうさんが「うどの たいぼく。」と返事をするいう流れは、唐突すぎて少し不自然な感じがしたのですが、おとうさんの話を聞いてみれば、なるほど、という内容になっています。

かたつむりにとって、大きすぎるうちを持つということは、どういうことか。おとうさんかたつむりが、ちびかたつむりに話して聞かせたお話は、きっと親から子へ、仲間から仲間へと語り継がれているお話なのでしょう。だから、極端にデカイうちを持ったカタツムリはいないのかもしれません。

それにしても、バースデーケーキみたいなうちがあったら、目立ってしょうがないでしょうね。敵に見つかりやすいですし。世界一大きくて世界一美しいかたつむりのうちを見た時の周りのコメントが、意外と笑えます(笑)



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『じぶんだけのいろ』/レオ・レオニ

2017/05/04
じぶんだけのいろ―いろいろさがしたカメレオンのはなし
じぶんだけのいろ―いろいろさがしたカメレオンのはなしレオ・レオニ 谷川 俊太郎

好学社 1978-04-01
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この絵本の中で言う「じぶんだけの いろ」とは、個性のことなのかな、と感じました。

「おうむは みどり」「ぶたは ももいろ」といった具合に、動物にはそれぞれ自分の色があることを羨ましく感じるカメレオン。(厳密には、オウムやブタにもいろんな色があるとは思うのですが)カメレオンのセリフに出てくる「いろ」という言葉を、「個性」に置き換えて読んでみると、作者の伝えたい事が伝わってくるように感じました。

個性はそれぞれ違う、ということ。周りと違う自分を卑下するよりも、それが自分の個性なんだと気付き、受け入れることがとても大事であることを、年上のかしこいカメレオンは教えてくれたんだなって思います。カメレオンは、いろんな色に変わっていいんだよ!

レオ・レオニの作品で、ラストが昔話のように「めでたし めでたし」で終わるお話は、ちょっと珍しいかもしれません。表紙絵のカメレオンの色は、個人的に大好きです。



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