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『明るいほうへ』/金子みすゞ

2017/02/24
明るいほうへ―金子みすゞ童謡集 (JULAの童謡集シリーズ)
明るいほうへ―金子みすゞ童謡集 (JULAの童謡集シリーズ)金子みすゞ 高畠純

JULA出版局 1995-03-10
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個人的には、金子 みすゞさんの詩といえば、「わたしと小鳥とすずと」という詩が好きで覚えていたのですが、なぜかその他の作品にお目に掛かる機会が無く、テレビのCMに器用されたことで着目することとなりました。

気童謡集は全部で3冊あるらしく、これは2冊目になるようです。こちらには、CMで使われていた「こだまでしょうか」は収録されていませんが、初めて金子みすゞさんの詩をたくさん読んでみて、すごく優しい気持ちになれました。

小さな子どものような視点から作られたような作品もあれば、現実を淡々と見せつけるような作品もあり、優しい思いに溢れた作品もあれば、悲しさを表現した作品もあります。これが全部1人の方が作った作品なんだと思うと、そこから「金子みすゞ」はどんな人だったんだろう?と想像せずにはいられません。是非手元に置いておきたい一冊です。



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『あいうえおのき』/レオ・レオニ

2017/02/21
あいうえおのき―ちからをあわせたもじたちのはなし
あいうえおのき―ちからをあわせたもじたちのはなしレオ・レオニ 谷川 俊太郎

好学社 1979-04-01
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文字でいっぱいだった木のお話です。木の葉っぱの上で「文字」が暮らしていた、という設定。文字が生きている?という設定にまずびっくり。そして「生きている文字」は、やってきた虫たちに、言葉を作ることを教えられ、文を作ることを教えられ・・・・

結末は、「???」という感じでしたが、文字は言葉を作るために、言葉は文を作るために、そして文は、自分たちの意志を伝えるためにあるのだ、ということを伝えたかったのかな?ということは感じました。

絵本として子どもに読み聞かせるには、このストーリー展開では盛り上がりそうにはありませんが、大人に向けた絵本だとするとなるほど、何か訴えてくるものがあるように思います。でも、この絵本を読んだ人全てにそれを感じてもらえるかは、少し微妙。。。


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『かえるのつなひき』/儀間比呂志

2017/02/18
かえるのつなひき (こどものともコレクション (’64~’72))
かえるのつなひき (こどものともコレクション (’64~’72))儀間 比呂志

福音館書店 1998-03-01
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図書館で偶然見つけ、「懐かしい!」と思わず手に取ってしまった絵本です。確か読んだのは、記憶にないぐらい子どもの頃。表紙絵には見覚えがあるものの、内容をすっかり忘れていましたので、新鮮な気持ちで読むことが出来ました。

それは、沖縄のお話のようです。田んぼの稲に悪い虫が付いてしまい、王様から焼き払うように命令が出されます。その話を聞きつけたカエル達は、焼き払われないよう、あることをするのですが・・・・

とにかく、お話の展開が面白いのと、生き生きと描かれているカエル達の様子が面白くて、ついつい引き込まれてしまいました。2本足で立つ練習、本番に向けての準備、いつの間にか衣装も身に着けて、れはそれは盛り上がり、インパクト大でした。

こういう生き物と人間の関わり合い、民話っていう感じですよね。お気に入りの一冊となりました。


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『しゅっぱつしんこう!』/三田村信行

2017/02/15
しゅっぱつ しんこう! (のりものえほん (10))
しゅっぱつ しんこう! (のりものえほん (10))三田村 信行

小峰書店 1984-12-10
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嘘のような本当のような、不思議なストーリー。おもちゃの電車で出発進行!?

主人公は、電車が大好きな男の子「ゆたか」。ある晩、おもちゃの電車が本物の電車になっていて、その電車を運転することになるなんて!

電車好きな男の子、そして電車の運転士になることが夢の男の子なら、きっと「ゆたか」と同じ気持ちになってしまうことでしょう。電車の運転中には、ちょっとしたトラブルがあったりと、ドキドキ・ハラハラもあります。

ひらがな・カタカナが読める子なら1人で読める内容ですが、文章が結構長めです。けれど、ストーリーに夢中になって、一気に読めると思います。

個人的に、ゆたかが胸をドキドキさせながら運転席に座り、電車のコントローラーとブレーキを握りしめているシーンがとても印象的でした。

低学年の子の音読の練習や、読書感想文にちょうど良さそうな一冊です。


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『がたんごとんがたんごとん』/安西水丸

2017/02/03
がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)
がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)安西 水丸

福音館書店 1987-06-30
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絵本の表紙の絵は何度も見かけたことがあったんですよね。子どもの年齢が大きかったこともあって、手に取り読んでみたことは今まで無かったのですが、ついに今回、読んでみました。

率直な感想。とっっってもシンプル!!なのに、なんで??と思うぐらい、すんなり受け入れてしまって、気持ちがほんわかしてしまう自分がいました。

きっと、この表情がそうさせたのね。汽車や哺乳瓶やコップやスプーンやリンゴやバナナ、こいつらの表情が。誰でも書いたことのある単純な点や線だけで描かれたこの表情が、とても親近感があったからに違いない(笑)

ずっと無表情のように見えるこの汽車ですが、よーく見ると、微妙に微笑んでいたりすることに気付いたらまた嬉しくなり、何度もパラパラとページをめくってしまいました。

こんなにシンプルで楽しい絵本があったんですね。息子が小さい頃にこの絵本に出会っていたらきっとお気に入りの一冊になっていたことでしょう。赤ちゃんに是非、読み聞かせたい一冊です。


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『カガカガ』/日野十成

2017/01/31
カガカガ―ふしぎなことがいっぱいのとおいむかしのものがたり (こどものとも世界昔ばなしの旅)
カガカガ―ふしぎなことがいっぱいのとおいむかしのものがたり (こどものとも世界昔ばなしの旅)日野 十成 斎藤 隆夫

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北アメリカの先住民族の神話に関するお話のようです。

昔、石は生きていて、話もできて子も産んだ、という流れには意表をつかれた感じでした。カガカガという名前もなんだか不思議でしたが、その姿も不思議。

カガカガに託された「神のお使い」が果たされるまでの愉快なストーリーなんだと思うのですが、騙したり騙されたり、そして刺し殺したりといった描写が多く、どうもストーリー展開に違和感があって、正直全く笑えませんでした。

「神のお使い」で、カガカガは最後にはちゃんと人間に素晴らしい贈り物をする役目も果たすのですが、その過程での出来事を思うと、ありがたみも半減してしまいそう。

私が理解しきれていないだけなのかも知れませんが、う~ん、な1冊でした。



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『じっちょりんのあるくみち』/かとうあじゅ

2017/01/28
じっちょりんのあるくみち
じっちょりんのあるくみちかとう あじゅ

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「じっちょりん」という聞き慣れない言葉(名前?)に、思わず惹き付けられてしまいました。

じっちょりんとは、花びらや葉っぱ、花粉や蜜を食べて生きている小さな生き物のようです。でも、種だけは食べないんですね。種を集めて、いろんな場所に種まきをしている姿に、思わずほっこりとしてしまいました。時々、「なんでこんなところに!?」というような場所に植物が植わっていることがあるのですが、なるほど、「じっちょりん」の仕業だったんだと思ったら、納得してしまうのは私だけではないはず(笑)じっちょりんを見たことがないのは、きっと彼らが隠れるのが得意だからなんでしょう。

彼らが植えているのは、ハルジオンやカタバミといった、いわゆる雑草と呼ばれるような植物の種なのですが、決してメインにはなれないけれど、たとえ誰も目に留めないような場所であっても、心をほっこりさせてくれる小さな花を咲かせてくれているんですよね。

私は道ばたに咲いているそんな雑草が大好きなのですが、こんな風に雑草に着目してくれたこの絵本に感謝、感謝です。描かれた雑草の名前もちゃんと明記されているのが嬉しいですね。

じっちょりんは、本当に存在しているんじゃないかって思わせてくれる、想像力をかき立てられるような素敵な一冊だと思います。



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『王さまの耳はロバの耳』/岡田淳

2017/01/19
王子さまの耳はロバの耳 (おはなしのたからばこ 13)
王子さまの耳はロバの耳 (おはなしのたからばこ 13)岡田 淳 はた こうしろう

フェリシモ 2009-11
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「おはなしのたからばこ」というシリーズの中の13冊目の作品のようです。私が記憶していたお話では、「王様の耳はロバの耳」だったのですが、この絵本では、「王様」ではなく「王子さま」なんですね。

優しく、賢く、人の言葉をしっかり聞ける王子さま。しかし、王子さまの耳がロバの耳であったために、みんなは外見にばかり気を取られて、なかなか王子さま自身を見てはくれないのです。お産に立ち会った不思議な力を持つばあさま達に贈られた言葉通りに産まれた子が育つ、という設定、なかなかおもしろいです。

やがて、年頃に成長した王子さま。結婚相手を探すために床屋を頼み、散髪するのですが・・・この後の流れは、子どもの頃に読んだ記憶通りだったのですが、王子さまがやってくる床屋やお見合い相手に耳を見せるたびに心に傷を負っていく姿が、なんともやるせない気持ちになりました。

このお話を読むのは子どもの頃以来だったのですが、絵のタッチや文の構成が大人向けに作られた感じの絵本だったので、子どもの頃読んだ印象とはまた違った印象で読むことが出来、知っているお話ではありましたが、ついつい夢中になって読んでしまいました。

王子さまが、結婚相手となる西の床屋の娘と出会うシーンは、とっても感動的です。はたこうしろうさんの絵も、とてもストーリーにあっていて良かったです。

今回初めて知ったのですが、この「王様の耳はロバの耳」というお話は、ギリシア神話に含まれる物語なんですね。ギリシャ神話って探せばもっともっといろいろありそうですね。


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『ぼくんちに、マツイヒデキ!?』/あさのますみ

2017/01/16
ぼくんちに、マツイヒデキ!? (学研おはなし絵本)
ぼくんちに、マツイヒデキ!? (学研おはなし絵本)あさの ますみ 広岡 勲

学習研究社 2009-05
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「テレビから本物の人が飛び出してきて~」なんて想像、誰でも一度はしたことがあると思います。この絵本は、そんな夢を叶えてくれる一冊です。

テレビで大リーグの試合を見ていたぼく。ボールを追いかけていた松井選手を見ていたら、なんとテレビから松井選手が飛び出してきた!!テレビから飛び出してきた松井選手は、ぼくと一緒にいろんなことをやってくれます。夢のような展開です(笑)

飯野和好さんの力強い絵が、迫力満点でインパクト大です。松井選手とぼくが別れるシーンをあえて描かず、話半ばのまま絵本が終了してしまうところがまた、いろいろ想像力を掻き立て、後味が良いな~と思います。

野球が好きじゃない子でも楽しめる内容ですので、気軽に読めますよ。



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08:00 ・ユニークな展開の絵本 | コメント(0) | トラックバック(0)

『大きな木のような人』/いせひでこ

2017/01/13
大きな木のような人 (講談社の創作絵本)
大きな木のような人 (講談社の創作絵本)いせ ひでこ

講談社 2009-03-19
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30年以上旅をし、本を読み、世界中の木と人々の関係を研究してきた「わたし」と、植物園へ通い続ける女の子「さえら」のひと夏の交流のお話です。

花を引き抜いてしまった「さえら」に、「わたし」は、ひまわりを種から育ててみることを勧めます。植物園のあちこちに出没する「さえら」は、最初こそ問題児扱いでしたが、次第に植物園の一員として受け入れられるようになります。

読み始めてすぐ、「人はみな心の中に、一本の木をもっている。」という一文が出てきます。最初、なんの脈絡もない一文のように思えたのですが、何度か読み返すうちにふと感じるものがありました。

いろんな解釈があるとは思いますが、この一文を挟んで「さえら」との思い出が描かれていることから、「わたし」の心の中にある一本の木に「さえら」との思い出が深く刻まれているよ、ということの表れだったのかな?と私は感じました。

やがて、「さえら」との別れの時が静かに訪れます。「さえら」の育てたひまわりがしっかりと根をおろして育ったように、「さえら」の心の中の木も「わたし」と出会ったことで成長したことが伺え、なんとも不思議な気持ちになりました。

別れの時まで「さえら」を優しく見つめ続けた「わたし」。それはまさに「大きな木のような人」でした。

木と人の心。木に対して、こんな風に感じたことが無かったので、とても新鮮な感覚でした。おそらく、一度読んだだけでは理解できない絵本だと思います。是非何度も読み返してみて下さい。毎日植物園はやって来た「さえら」のように。読めば読むほど、味わい深くなる一冊です。


★著者 いせひでこ さんとは?

伊勢 英子(いせ ひでこ) 1949年5月13日生まれ 日本の絵本作家。
夫はノンフィクション作家の柳田邦男。
38歳頃、眼の疲労から右目の網膜剥離を患い、今はほとんど見えないらしい。

こんな映画を発見!
ヒューマンドキュメンタリー映画 『いのちのかたち −画家・絵本作家 いせひでこ−』




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