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『もこ もこもこ』/谷川俊太郎

2017/05/25
もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)
もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)谷川 俊太郎 元永 定正

文研出版 1977-04-25
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タイトルからして、なんだか不思議な印象でした。「もこ もこ もこ」かと想ったら、「もこ もこもこ」なんですね(笑)

「もこもこ」「ぱちん」「ふんわ」などといった、短い擬音のみで構成されているところが、不思議ワールド炸裂!といった感じですね。しかも、描かれているモノがこれといって特定できない、得体の知れないものなので、想像で読み進めるしかありません。

絵からの情報のみで想像力を膨らませて読む絵本なので、描かれているものの答えが1つではないところが魅力なのかな。故に、好き嫌いがはっきり別れる絵本ではないかと思います。

最初、長新太さんの作品かと思ったのですが、谷川俊太郎さんと知り、びっくりしました。簡単に見えて、なかなか奥が深い一冊です。


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『はたらくんジャー』/木坂涼

2017/04/04
はたらくんジャー
はたらくんジャー木坂 涼 高畠 那生

フレーベル館 2007-12
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表紙絵から、「スーパーヒーローの話??」と一瞬思ったのですが、読んでみて、納得!はたらくんジャーは、働き者なんですね。毎日いろんな車輌に乗り込んでは、仕事をこなしてしまう姿、さすがです!働く姿を見せつつ、さりげなくその車輌はどんな作業をする時に使われる乗り物なのかを教えてくれるあたり、感心しちゃいました。

「はたらくんジャーは きょうも いく!」

毎回、上記のセリフと共にテンポよく仕事をこなしていく姿、見ていてすがすがしいです。意外とカッコイイです。そして、働きっぱなしかと思ったら、後半、ちゃっかり休んでます(笑)

「はたらくんジャーは はたらかないんジャー!」

堂々と宣言して休んでる姿に、思わず大笑いさせられました。でも、はたらくんジャーのそんな姿にふと気付く。我が家にも、はたらくんジャーがいるではありませんか!これを読んだ子ども達がそのことに気付くかどうか?働く姿がカッコイイ!お父さんが「はたらくんジャー」に思えるようになったら素敵ですね!


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『もっとおおきなたいほうを』/二見正直

2017/03/14
もっとおおきな たいほうを (こどものとも絵本)
もっとおおきな たいほうを (こどものとも絵本)二見正直

福音館書店 2009-11-10
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タイトルに「たいほう」なんて言葉が入っているので、なにやら物騒なお話なのかと思ったら、第一印象とは違って、笑い飛ばせる内容になっています。

先祖代々から伝わる大砲を「撃ってみたい」と思っていた、平和な国の王様。ある日、川で魚を取っていたキツネに向かって、威嚇射撃をするのですが・・・これがことの発端で、この後、王様vsキツネの、無意味な争いが始まります。その様子が、おかしいこと、おかしいこと(笑)

くだらないことから始まった見栄や争いが、いかに馬鹿らしくて滑稽なものであるか、ということが面白おかしく描かれていて、だんだん派手に大げさになってくる大砲を見て、たくさん笑わせてもらいました。

後に残されたのは、たくさんの大砲。さて、その大砲の使い道は?平和的なラストで良かったです。


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『ぼくんちに、マツイヒデキ!?』/あさのますみ

2017/01/16
ぼくんちに、マツイヒデキ!? (学研おはなし絵本)
ぼくんちに、マツイヒデキ!? (学研おはなし絵本)あさの ますみ 広岡 勲

学習研究社 2009-05
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「テレビから本物の人が飛び出してきて~」なんて想像、誰でも一度はしたことがあると思います。この絵本は、そんな夢を叶えてくれる一冊です。

テレビで大リーグの試合を見ていたぼく。ボールを追いかけていた松井選手を見ていたら、なんとテレビから松井選手が飛び出してきた!!テレビから飛び出してきた松井選手は、ぼくと一緒にいろんなことをやってくれます。夢のような展開です(笑)

飯野和好さんの力強い絵が、迫力満点でインパクト大です。松井選手とぼくが別れるシーンをあえて描かず、話半ばのまま絵本が終了してしまうところがまた、いろいろ想像力を掻き立て、後味が良いな~と思います。

野球が好きじゃない子でも楽しめる内容ですので、気軽に読めますよ。



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『プララのとんねるぶっぶー』/武内 祐人

2016/11/30
プララのとんねるぶっぶー
プララのとんねるぶっぶー武内 祐人

大日本図書 2009-05
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まさか!?プララが車で砂のトンネルへ入ると、意外な空間が広がります!

砂で作ったトンネルに入れるなんて、体の小さいプララ(ねずみ)だからきっとできることなんですよね。子どもの頃、砂のトンネルを作って、「中に入りたい~!」と腕を肘ぐらいまで頑張って突っ込んだことを思い出しました(笑)

トンネルの中には、森があったり川があったり・・・トンネルの中なので、暗い中でのドライブになのですが、お月様が見えたってことは、もしかしてトンネルの中は夜の世界なのかも?なんて、想像力が広がりました。

キャラクターも色合いも、とてもかわいらしくて好感が持てました。未知の世界を想像させる絵本、すごく良いと思います。




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『コドモザウルス』/土屋富士夫

2016/10/28
コドモザウルス
コドモザウルス土屋 富士夫

佼成出版社 2008-12
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自分が化石になってしまい、人間のような文明を持つ恐竜たちに発見されてしまうという、逆転の発想が楽しい一冊です。いろいろ分析された結果、化石になったダイちゃんは、「コドモザウルス」として、世に公表されます(笑)それがまた、本当のダイちゃんとはほど遠い分析結果で、笑っちゃいます。博物館に展示され、言いたい放題言われているダイちゃんを見ていたら、「発掘された恐竜の化石も、こんな風に思っているのかも」なんて思えました。

今本当に発掘されて博物館で展示されている恐竜の化石だって、結局は一度も生きている恐竜を見たことがない人間の推測で作られた恐竜像ですから、間違った分析をされている可能性が高いわけで、面白い視点の絵本だな~と感心させられました。こんな貴重な体験をしたダイちゃんは、化石の気持ちがよーくわかる、立派な恐竜博士となることでしょう!

化石になった生き物の生活環境や習性などを分析することって、本当に難しいことだと思うんですが、この絵本ではその難しさをコドモザウルスを間違った分析で表現することで子どもにも伝わりやすくしているところがスゴイなと思います。博物館で化石を見たら、この一冊を思い出しそうです(笑)


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『ぐりとぐらのおきゃくさま』 / 中川李枝子

2016/08/30
ぐりとぐらのおきゃくさま [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集 (1))
ぐりとぐらのおきゃくさま [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集 (1))なかがわ りえこ やまわき ゆりこ

福音館書店 1967-06-01
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「ぐりとぐら」シリーズです。

雪合戦をしていた のねずみのぐりとぐらは、落とし穴のように大きな長靴の足跡を見つけます。誰の足跡か確かめようと、追跡していくのですが、たどり着いた場所はなんと、自分たちのおうちだったのです!それに気付いてとても驚くべき場面だと思うのですが、

「なんだかみたことのあるばしょだね」 「ここ、ぼくたちのうちじゃないか」

という、なんとものんびりとした会話にほのぼのさせられます。そして家の中には、足跡の主のモノだと思われる真っ赤なオーバーや真っ赤な帽子、手袋などが脱いであって、ドキドキさせられます。

家の中にいたのは一体誰だったの?それは、この絵本を読んだ子ども達自身に気付いて欲しかったのでしょうね。足跡の主のことを最後まで「おじいさん」で通したのは、とても良かったと思います。

それにしても、とてもいいにおいに、ぐりとぐらが気付いた時のあの顔!!とてもカステラが食べたくなりました(笑)想像力をかき立てる、素敵な作品だと思います。

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『おはなしのたからばこ ワイド愛蔵版22 ふたりでひとり』 / 桂 文我

2016/07/10
ふたりでひとり―上方落語「胴切り」より (おはなしのたからばこ 22)
ふたりでひとり―上方落語「胴切り」より (おはなしのたからばこ 22)桂 文我 石井 聖岳

フェリシモ出版 2010-02-19
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正直、落語には縁がなく、この上方落語の「胴切り」という噺も知らなかったのですが、逆に知らなかったのが良かったのでしょうか、とても楽しく読むことが出来ました。

刀の切れ味を試したい侍に、ズバッ!!と切られてしまった、竹やん。刀の切れ味が良すぎたのでしょうか?通常なら亡くなってしまってもおかしくない場面で、なぜか笑えてしまいます。切られた胴が兄貴で、腰から下の足が?しょうがないから、その姿で普通に生活していこうとする姿が、また、おかしくて(笑)しかも、口のないはずの弟が話し出して、さらに大笑い。

落語って、こんな楽しい話しもあるんですね。絵本だと、絵でも楽しめるから余計に楽しめたのかな。是非、息子にも読ませてみようと思います。



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『いもほりきょうだいホーリーとホーレ』 / 石井聖岳

2013/04/09
山芋掘りに参加している気分になれます

いもほりきょうだいホーリーとホーレ (わくわくたべものおはなしえほん)
いもほりきょうだいホーリーとホーレ (わくわくたべものおはなしえほん)石井 聖岳

農山漁村文化協会 2007-04
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いもほり兄弟のホーリーとホーレが主人公。兄弟のネーミングが良いですね(笑)簡潔に言うと、長い、長~い、山芋をひたすら折らないように掘るだけ、のストーリーなんですが、山芋がどこまで、どんな風に伸びているかがわからないだけに、意外とこれが楽しんですよね。

こんなに長い山芋、掘り出せたら気持ち良いでしょうね!まるで自分も山芋掘りに参加している気分になれました。掘り出せて良かったね!ラストシーン、山芋料理がとってもおいしそう~でした




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『もうすぐここにいえがたちます』 / 石井 聖岳

2013/04/07
ワクワク感が伝わってきます

もうすぐここにいえがたちます (おうちの絵本)
もうすぐここにいえがたちます (おうちの絵本)石井 聖岳

ほるぷ出版 2006-10
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「もうすぐここにいえがたちます」という、タイトルがいいですね。私と弟が、どんな家が建つのかな?と、いろいろ想像を膨らませるのですが、そんな子ども達に付き合って、お父さんとお母さんも一緒に想像を膨らませてあげているところがステキだなって思いました。例えば、新しいものって、家じゃなくてもワクワクしますよね。新しいノート、新しい服、新しい本・・・・

新しい家が建つんだ!っていう家族のワクワク感がどんどん伝わってくる、素敵な一冊だと思います。巻末のペーパークラフトも嬉しいですね!

そうそう、お話の途中で作者の別の作品「森のイスくん」森のイスくんの姿を発見して、ビックリしました!「森のイスくん」を先に読んでいたのですが、イスくんが何を聞かれても笑ってごまかしていた理由がこの絵本を読んでやっとわかりました(笑)

こちらを読む前に、是非「森のイスくん」を読んでみることをオススメします!





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