本の紹介 『天と地の守り人<第三部>』

今回紹介する本はこちら!

4035403407天と地の守り人 第3部 (3) (偕成社ワンダーランド 34)
上橋 菜穂子 二木 真希子

偕成社 2007-02
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( 作 )上橋菜穂子
( 絵 )二木真希子
(出版社)偕成社

(あらすじ・感想)

天と地の守り人<第三部>で、バルサとチャグムはこの物語の発端となった
チャグムの祖国、新ヨゴ皇国へ向かう。

新ヨゴ皇国は南のタルシュ帝国に攻め込まれ、一方、ナユグの四季も
変化の時を迎えていた・・・

『天と地の守り人』三部作、ここに完結。

−−*−−*−−*−−*−−

上橋菜穂子さんの守り人シリーズになります。
「精霊の守り人」「闇の守り人」「夢の守り人」「虚空の旅人」 「神の守り人 来訪編」
「神の守り人 帰還編」「蒼路の旅人」「天と地の守り人<第一部>」
「天と地の守り人<第二部>」に次ぐ、 10冊目の守り人シリーズです。

<第一部>で、チャグムとバルサが念願の再会を果たし、
<第二部>で、チャグムとバルサが2人でバルサの故郷カンバルを旅し、
<第三部>では、祖国を救うべくチャグムが新ヨゴ皇国へと向かいます。

今回の作品では、トロガイも大活躍します。バルサとトロガイが再会を果たし、
ナユグの春の影響による天災から人々を助けようと本格的に動き出します。
バルサは新ヨゴ皇国からの避難民をロタへ逃がす計画を立て、
トロガイは、膨大な勢力を必要とする大呪術に命がけで挑みます。
トロガイの実力をまざまざと見せつけらるシーンは必見です。

一方、草兵となって戦場へ赴いていたタンダは、緒戦でタルシュ兵の攻撃にあい、
骨は折れ、肉体は切り裂かれ・・・瀕死の重傷を負います。
読んで想像するだけでもひどい有様に(>_<) 果たしてタンダの生死は!?

ロタとカンバルの騎馬兵を率いて新ヨゴ皇国を目指すチャグムは、
すっかりたくましい若者へと成長を遂げていました。
自ら先頭に立って、戦場へと馬を走らせるチャグムの初陣シーンは、
今までのチャグムの葛藤を考えると、ちょっと感動します。
その他、シュガや父母たちとの再会のシーンもまた感動。
なんせ、チャグムは亡くなったと思われていたのですから。

さて、こうしている間にも、天災はじわりじわりとにじり寄っていました。
<山の王>の婚礼が始まり、大地が揺るぎ始めます。
激しい濁流と共にあらゆるものが流され・・・天使が統べた国は濁流の中へ。
そして、濁流は戦場にも勝利をもたらしたのでした。

途中、チャグムが主人公かというシーンが続いたのですが、やっぱりこのシリーズは
バルサが主人公でしたね。最後はバルサのシーンで終わります。
バルサが「帰ったよ」と言える場所ができたのは、小さいけれど大きな変化なんでしょう。
バルサの気持ちの変化がそこに表れているなと感じました。

めまぐるしいシーンの変化が続いていた<第三部>でしたが、最後はうまくフェイドアウト
したかなっていう印象です。もうちょっと続きが見たいような余韻を少し残しつつ・・・
チャグム、バルサのその後は気になるので、また外伝かなんかで復活させて欲しいな、なんて。

この守り人シリーズですが、1冊目を読み始めたのが3月だったので、約3ヶ月掛かって
10冊を読み終えたことになります。月に約3〜4冊のペースで読破していたようです。
いや〜、楽しい守り人生活でした(^_^)
少し休憩を挟みつつ、今度は上橋菜穂子さんの別の作品を読破していきたいなと思っています。


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本の紹介 『天と地の守り人<第二部>』

今回紹介する本はこちら。

403540330X天と地の守り人 第2部 (2) (偕成社ワンダーランド 33)
上橋 菜穂子 二木 真希子

偕成社 2007-01
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( 作 )上橋菜穂子
( 絵 )二木真希子
(出版社)偕成社

(あらすじ・感想)

天と地の守り人<第二部>は、バルサの生まれ故郷カンバル王国が舞台。

「カンバル王がロタ王国との同盟を結ぶかどうかに北の大陸の存亡がかかっている」
ことに気付いたチャグムとバルサは、カンバル王国へと向かう。
しかし、カンバル王国の側近には、南のタルシュ帝国に内通している者がいた。

危うし、バルサ。
チャグムは、北の大陸をまとめることが出来るのか。

『天と地の守り人』三部作の第二巻

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上橋菜穂子さんの守り人シリーズになります。
「精霊の守り人」「闇の守り人」「夢の守り人」「虚空の旅人」 「神の守り人 来訪編」
「神の守り人 帰還編」「蒼路の旅人」「天と地の守り人<第一部>」に次ぐ、
9冊目の守り人シリーズです。

<第一部>で、チャグムとバルサが念願の再会を果たし、
<第二部>では、チャグムとバルサが2人でバルサの故郷カンバルを旅するお話になります。

今回の本で感じたのは、チャグムの心身共に成長した姿ですね。
あんなに嫌がっていた皇太子という立場だったはずなのに、
逆に皇太子として祖国の民の命をひとつでも多く救おうと苦悩し続ける
チャグムの姿がとても印象的な一冊となっているように思います。

旅の途中で何度も”ナユグ(ノユーク)の存在”を感じるチャグム、
ノユークでは、春が訪れているという。
バルサの知る人物がタルシュと内通していたことで、
ピンチにさらされるバルサとチャグム。もう、ドキドキの連続です(>_<)

ラダール王を説得すべく、見事なホイ(捨て荷)をやってのけたチャグムの姿にも感動!
でもそれは、まだ大きな難関のほんの一部を突破したに過ぎなかったようです。

迫り来るのはタルシュの攻撃だけかと思っていたのですが、
ノユークの春が天からの災いをこの地に招きつつあるとは!!
タンダやシュガの安否も気にしつつ、<第三部>へと読み進めたいと思います。


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本の紹介 『天と地の守り人<第一部>』

今回紹介する本はこちら。

4035403202天と地の守り人〈第1部〉 (偕成社ワンダーランド)
上橋 菜穂子

偕成社 2006-11
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( 作 )上橋菜穂子
( 絵 )二木真希子
(出版社)偕成社

(ストーリー・感想)

天と地の守り人<第一部>はロタ王国が舞台。
行方不明の新ヨゴ皇国皇太子チャグムを救出すべく、
バルサは一人、ロタ王国へとむかう・・・

『天と地の守り人』三部作の第一巻

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上橋菜穂子さんの守り人シリーズになります。
「精霊の守り人」「闇の守り人」「夢の守り人」「虚空の旅人」 「神の守り人 来訪編」
「神の守り人 帰還編」「蒼路の旅人」に次ぐ、8冊目の守り人シリーズです。

いや〜、チャグムの行方が知りたくて、2日で読んじゃいました(^_^;)
でも、今回の「天と地の守り人」は三部作の第一巻なので、
まだまだ不安や疑念をたくさん残しつつ、とりあえず無理やり1冊終えたっていう感じですね。

16歳に成長したチャグム。一人で大海原への道を進んだと思われた
チャグムでしたが、やはり影ながら多くの人達に助けられていたのには感激しました。
故国を守るべく、命がけで試行錯誤し行動するチャグムの姿には感動すら覚えます。

後半、チャグムを探し回っていたバルサがチャグムに追いつき、
数年ぶりに再会するシーンは、もうちょっとしたクライマックスですね。
バルサより背が高くなっていたチャグム、行動、言動、思考・・・
この数年間でチャグムは確実に若者へと成長した姿を見せてくれたのでした。

その他、草兵としてかりだされてしまったタンダの行く末、
シュガの危うい立場なども気になりつつ・・・・
次回「天と地の守り人<第二部>」を読みたいと思います。
(図書館での予約が順番待ちなので・・・感想UPは遅れるかもです(>_<))


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本の紹介 『蒼路の旅人』

今回紹介する本はこちら。

4035403105蒼路の旅人 (偕成社ワンダーランド (31))
上橋 菜穂子 佐竹 美保

偕成社 2005-04-23
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( 作 )上橋菜穂子
( 絵 )佐竹美保
(出版社)偕成社

(ストーリー・感想)

新ヨゴ皇国皇太子のチャグムは、罠と知りながら、
祖父トーサと共に新ヨゴの港を出港する。
この船出がチャグムの人生を大きく変えていく・・・

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上橋菜穂子さんの守り人シリーズになります。
「精霊の守り人」「闇の守り人」「夢の守り人」「虚空の旅人」
「神の守り人 来訪編」「神の守り人 帰還編」に次ぐ、7冊目の守り人シリーズです。
ちなみに、本のタイトルが「〜の旅人」というのはチャグムが主役の外伝になります。
ということで、今回ご紹介する「蒼路の旅人」は、チャグムが主役のお話です。

15歳に成長した、大人とも子供ともつかないチャグムの姿が、
思う存分描かれている今回の作品は、チャグムの苦悩が思い切り感じられ、
最初から最後まで気が抜けない、緊張感漂う1冊に仕上がっていると思います。

シュガやバルサ、タンダといった頼る者が近くにいない状況で、
チャグムがどのように決断して進んでいくのか、とてもハラハラさせられます。
それでもって、この一冊で出来事が一段落着くこともなく、続きは次の作品
「天と地の守り人」の三部作に繋がっていくようです。
もう、気になってしょうがないです。
どうなる、チャグムの人生!どうなる新ヨゴ皇国!

読み終えてから、表紙絵のチャグムの状況が飲み込めました。
全ては、この絵に凝縮されているように思います。
本のタイトルの「蒼路」とは、大海原のことだったんですね。
自分自身の意思で道を進み始めたチャグム。
次回作に大いに期待したいと思います。

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本の紹介 『神の守り人(来訪編)』 『神の守り人(帰還編)』

今回紹介する本はこちら!

403540280X神の守り人<来訪編> (偕成社ワンダーランド)
上橋 菜穂子

偕成社 2003-01-22
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4035402907神の守り人<帰還編> (偕成社ワンダーランド)
上橋 菜穂子

偕成社 2003-01-22
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( 作 )上橋菜穂子
( 絵 )二木真希子
(出版社)偕成社

(ストーリー・感想)

上橋菜穂子さんの守り人シリーズになります。
「精霊の守り人」「闇の守り人」「夢の守り人」に次ぐ、守り人シリーズです。
途中、「虚空の旅人」という外伝も1冊ありましたが。。。

今回は、<来訪編><帰還編>という2巻の続きものになります。
読んでみればわかりますが、1冊目<来訪編>ではあるモノが来訪し、
2冊目<帰還編>では、あるモノが帰還していきます。
そのどちらにも、バルサが関わってきます。

今回のお話はバルサがほとんど登場しなかった外伝の1冊を挟んだ後だったので、
バルサの登場は読者にとっては「待ってました!!」という感じだったのですが、
今回はでも、バルサが無理やり関わってしまった感が少しあったかな(^_^;)

でもでも、<来訪編>を読み終えても先のストーリーがほとんど見えなくて、
<帰還編>の後半にやっとバタバタと状況が好転してきて、
最後まで目を離せないストーリー展開でした。
途中、絶対バルサが死んだ!!と思うところもあったり、
タンダも命の危険といつも隣り合わせの状態、
ピリピリ感をずっと味わいながら読破させていただきました。

今回は、バルサもタンダもかなり手こずっていましたね。
こういう展開は今までになかったかな。
でもでも、守り人シリーズ1作目「精霊の守り人」に出てくる
キーワード的なモノがここにも出て来るんですよね。
国によって考え方、呼び方は違うものの、「ナユグ」「サグ」に通じるもの。
それが、このシリーズの永遠のテーマなんだろうと思います。

登場人物がだんだん成長する姿を見ていけるのも、シリーズ物の醍醐味ですよね。
この先、バルサとタンダの関係がどうなっていくか、
チャグムはどんな風に大人になっていくのか、残りのシリーズ本も
是非、読破していきたいと思います。


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