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『デモナータ 1幕 ロード・ロス』/ダレン・シャン

2016/10/20
ある日突然、悪魔というおぞましい存在によって、幸せな日々を断ち切られてしまうグラブス。少年の一族の恐ろしい呪いとは。魔界に住む悪魔“ロード・ロス”とは。主人公と悪魔たちの戦いが始まる。

デモナータ 1幕 ロード・ロス
デモナータ 1幕 ロード・ロスダレン・シャン 田口 智子

小学館 2005-06-10
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「デモナータ」シリーズの1巻目になります。たまたま図書館で見かけて、表紙絵の怪しげな雰囲気とシリーズ化しているみたいなので面白いのかも?という直感だけで借りてきました。読み始めてすぐ、この本を読むのを諦めようかと思うほどグロい描写があってびっくり。ああそういえば、本文に入る前に「作品中の描写に対し、不快の念を抱かれる読者の方がおいでになるかもしれませんが、原作を重視し、原作者の意図を活かすことを考え、あえてそのまま掲載いたしました。」という一文があったんだったと思い出し、もうちょっとだけ読んでみようと思ったのでした。

とにかく謎の展開が立て続けにあります。グロくて気持ち悪いのですが、「え?なんで?一体なんなの?どうなるの?」という気持ちが先に立ち、いつの間にかどんどんページをめくっていました。先にこの本を読んだ息子も、同じような気持ちでグロくてイヤだったんだけど、先が気になって読んでいたらいつの間にかハマってた、と言ってました。

ジャンルとしては、児童書、ファンタジー小説ですね。「悪魔」という異次元の世界との繋がりや戦いなどがあり、ちょっと印象は違うけれど上橋菜穂子さんの「守り人」シリーズと似てるのかもしれません。著者のダレン・シャン氏によると「デモナータ」シリーズは、「友情と勇気」がテーマなんだとか。心に傷を負った少年がどう生きていくのか?家族を失った少年と「悪の存在」である悪魔がどう絡んでいくのか?先の読めない、手に汗握る展開が最後まで続きます。

デモナータ 1幕を読み終えて、その後続きはどうなる?と思っていたら、先に2幕を読み終えた息子が一言。「1幕の続きが2幕にあると思ってるでしょ。ところが2幕は続きじゃなくて別の話だよ。ダービッシュおじさんの若い頃が出てくる」と。1幕の終わり方、絶対続きがありそうな感じだったのだけど、あえてそのままスルーというところがまた気になる~

ちょっとグロくて怖いもの好きな方は是非、読まれてみてはいかがでしょうか?(^-^)/


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『おひさまのかけら』 /川崎洋

2015/10/05
おひさまのかけら―「こどもの詩」20年の精選集
おひさまのかけら―「こどもの詩」20年の精選集川崎 洋

中央公論新社 2003-02
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202人の子どもたち―こどもの詩2004‐2009 子どもの詩集 たいようのおなら ことばの力―しゃべる・聞く・伝える (岩波ジュニア新書) 枕草子―付現代語訳 (下巻) (角川ソフィア文庫 (SP33))


1982年元旦から2001年12月までの20年間に『読売新聞』連載「こどもの詩」に掲載された詩の中からさらに精選した227編を収録した精選集になります。詩の作者は、まだ字の書けない幼児の言葉を家族が書きとめたものから、中学三年生まで。本の著者は、「こどもの詩」選者である詩人・川崎洋さん。

実際に読んでみれば解っていただけるかと思いますが、子ども独特の研ぎ澄まされた感性にビックリさせられたり、笑わせられたり、ドキッとさせられたり、しんみりさせられたり。大人にはない発想に「やられた!」という感じです。

そういえばうちの子もたまに詩人みたいなことを言ったりするのですが、そういった何気ない日常の言葉が詩となり、ぎっしり詰まった一冊だと思っていただけたらわかりやすいかと思います。心が洗われる詩集ですので、是非読んでみることをオススメします。



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『夏の葬列』 / 山川 方夫

2014/12/03
ご無沙汰しております!いろいろと落ち着かない日々が続いておりまして、ブログ更新にまで手が回らない日々が続いておりました。心配してくださっていた方、おられるかどうかわかりませんが、どんぐりぼうやは元気にしておりますので、ひとまずご安心を(笑)今後も更新は頻繁に出来ないとは思いますが、ブログを閉鎖するつもりはありませんので、合間を縫ってぽつり、ぽつりでも更新できたらと思っています。

実は、更新できない間にも、本は何冊か読んではおりまして。長いこと更新していないと、広告がうるさいので、久しぶりに本の紹介をしておきますね。一番最近読んだ本は、こちらになります。

夏の葬列 (集英社文庫)
夏の葬列 (集英社文庫)山川 方夫

集英社 1991-05
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安南の王子 (集英社文庫) 親しい友人たち (山川方夫ミステリ傑作選) (創元推理文庫) 君の波が聞こえる (新潮文庫) 町工場・スーパーなものづくり (ちくま文庫) いつも彼らはどこかに (新潮文庫)


本のタイトルになっている「夏の葬列」以外にも、短編のお話がいくつか集まって1冊になっている本になります。ネットでいろいろと調べている時に偶然目にしまして、なんでも中2の国語の教科書に採用されているお話だということで、気になって読んでみたわけですが。

私も中学の時に読んだのかどうか?覚えていないので大人になって初めて読んだのだと思いますが。ハッピーエンドのお話ではないんですね。まずそこに驚きが。小学校の授業で出てくるお話って、あーだこーだあっても、結局最後には、お互い気持ちがわかりあって、ハッピーエンドで終わることが多いと思うのですが、中学の教科書に採用されるお話って、こういうんだったっけ?と驚きました。

戦時中、子どもだった男性が体験したことにまつわるお話。自分が助かるためにとっさにとったある行動をいつまでも悔やんだまま大人になります。その子が大人になったある日、子どもの頃からずっと引きずっていた思いを断ち切るために、疎開先の地へ再び足を踏み入れるのですが・・・・

まさに衝撃的な展開です。心痛とはこのことを言うのでしょう。後悔先に立たず。やり直しの効かぬことがあるのだ、ということを深く心に刻むに相応しい1冊です。

他の短編も、心がざわつくようなストーリーばかりです。でも、心の描写・表現力には目を見張るものがあります。私が今まで読んだことのある本とは全く違う視点での作品ばかりだったので、ある意味、新鮮な気持ちで読ませてもらいました。もうちょっと付け加えさせてもらうと、「夏の葬列」以外のお話は、大人向けのお話のように思います。興味のある方は是非読んで、心をざわつかせてみてはいかがでしょうか(笑)



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『群青の夜の羽毛布』 /山本 文緒

2011/07/19
映画『群青の夜の羽毛布』の原作本を読んでみました。

群青の夜の羽毛布 (文春文庫)
群青の夜の羽毛布 (文春文庫)山本 文緒

文藝春秋 2006-05
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眠れるラプンツェル (角川文庫) 恋愛中毒 (角川文庫) ブラック・ティー (角川文庫) みんないってしまう (角川文庫) あなたには帰る家がある (角川文庫)


丘の上でひっそり暮らす不思議な女性・さとるに惹かれていく大学生の鉄男。しかし次第に、母親に怯え、他人と上手く付き合えない不安定な彼女の姿に疑問を募らせていく。母娘三人の憎悪が噴出するときに見えてくる、戦慄の情景とは――。恋愛の先にある家族の濃い闇を描いて、読者の熱狂的支持を受け続ける傑作長編小説。

(文庫本の解説より転記しました)

大まかなストーリーは映画の流れと大体同じような感じです。映画は映画でとても良くできた作品だと思ったのですが、原作は原作でまた映画とはちょっとニュアンスなどが違う部分もあり、映画とはまた別の感覚で読ませてもらいました。

映画ではさとるのお父さんの描写があまりなく、後半になって急にお父さんの存在が浮き彫りになるような流れだったのですが、原作ではこのストーリー全体をさとるのお父さんのオーラが包み込んでいる、そんな印象を持ちました。

映画を観た時は、タイトルにあるこの「群青」という色は、さとるの心の闇を表現しているんだろうと直感的に感じられたのですが、原作を読み終えた今は、これはさとるのお父さんの心の闇でもあるのだ、ということに気付かされました。そして綿密には、さとるの家族全員の心の闇の色でもあるのかもしれません。

この話は、カウンセリングの先生と話をしている患者の会話で始まります。そして、このカウンセリングの会話は、ストーリーの合間にタイミング良く何度も出てくるのです。最初、このカウンセリングを受けているのは誰だろう?と思っていたのですが、読んでいるうちに話の内容からそれが誰であるのかが解ります。そして、それが実はとても重要な部分でもあったんですね。

映画ではあまり描写されていなかった父親の気持ち、そしてさとるは、なぜ「さとる」という男の名前を付けられたのか、さとるが家を離れられない理由、そういったことも原作ではわかります。

原作を読んでみて、映画のキャスティングがそれぞれイメージとピッタリだったことがよくわかりました。さとる役の本上まなみ、鉄男役の玉木宏、原作でもそのままピッタリ当てはまります。逆に、こんな難しいテーマを抱えたストーリーを、微妙にアレンジを加えながらも原作のイメージを変えずに映画化してしまったなんて、すごいなって今更ながら思いました。磯村一路監督、すごいです。

いろんな衝撃が詰まった、インパクトある一冊です。興味を持たれた方は是非読んでみて下さい


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『明るいほうへ』 /金子 みすゞ

2011/04/07
ACのCMで、一躍話題になった金子みすゞさんの童謡集、2冊目の選集です。

明るいほうへ―金子みすゞ童謡集 (JULAの童謡集シリーズ)
明るいほうへ―金子みすゞ童謡集 (JULAの童謡集シリーズ)金子みすゞ 高畠純

JULA出版局 1995-03-10
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このみちをゆこうよ―金子みすゞ童謡集 わたしと小鳥とすずと―金子みすゞ童謡集 金子みすゞ名詩集 金子みすゞ童謡集 (ハルキ文庫) こだまでしょうか、いいえ、誰でも。―金子みすヾ詩集選


個人的には、金子 みすゞさんの詩(童謡?)といえば、「わたしと小鳥とすずと」という詩が好きで覚えていたのですが、その他の作品にお目に掛かる機会が無く、ACのCMに器用されたことで着目することとなりました。

気になりだしてすぐさま図書館で童謡集を予約、読んでみました。童謡集は全部で3冊あるらしく、これは2冊目になるようです。こちらには、CMで流れていた「こだまでしょうか」は収録されていませんが、初めて金子みすゞさんの詩をたくさん読ませていただいて、すごく優しい気持ちになれました。

金子みすゞさんが亡くなってから50年以上が経っているため、作品の著作権は消滅しているはずなのですが、調べてみたらなんだかんだと著作に関してごたごたしているようですので、あえて詩の内容は引用しないことにしますが、この童謡集の中で私のお気に入りとなった詩のタイトルをいくつか紹介したいと思います。

「げんげ」「灰」「草原の夜」「お日さん、雨さん」「すずめのかあさん」「せみのおべべ」「雨のあと」「ゆめ売り」

小さな子どものような視点から作られたような作品もあれば、現実を淡々と見せつけるような作品もあり、優しい思いに溢れた作品もあれば、悲しさを表現した作品もあります。これが全部、金子みすゞという1人の方が作った作品なんだと思うと、そこから「金子みすゞ」という人がどんな人だったんだろう?と想像せずにはいられません。

本名は、金子テル。大正から昭和のはじめ、日本の童謡がもっとも盛んだった頃に彗星のように現れ、雑誌に5年間で90編ほどの童謡を投稿し、昭和5年、26歳の若さでこの世を去ったとのことです。それから約半世紀後。金子みすゞさんが生前、自分の童謡を3冊の手帳に書き写し、弟に手渡していたことがわかり、それが童謡集となって世に出されたのが、こちらの童謡集のようです。

1冊読んだら、他の作品も読みたくなり、すぐに他の作品も図書館へ予約してしまいました。CM効果でしょうか、私の手元へ回ってくるには少々時間が掛かりそうです。こういう時だからこそ、余計に心に響く作品なのかもしれません。機会があれば是非、是非読まれてみてはいかがでしょうか。



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『フリーター、家を買う。』 / 有川浩

2011/03/09
今日は、最近読んだ本の紹介をしますね。
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)有川 浩

幻冬舎 2012-08-02
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県庁おもてなし課 (角川文庫) 阪急電車 (幻冬舎文庫) ヒア・カムズ・ザ・サン (講談社文庫) シアター! (メディアワークス文庫) キケン (新潮文庫)


大学を卒業して就職したものの、会社に馴染めず三ヶ月ほどで辞めてしまった武誠治。以後、バイトをしつつ就職活動をする生活がだらだらと続きフリーター生活となる。その事が原因で父との口論は絶えず、母はそんな誠治をかばい続ける日々が続く。そんな中、母がうつ病を発症。姉からもだらしのない現状や自身が気づかなかった母親の苦悩を容赦なく指摘され、このままではいけないとようやく考え始める。 誠治は家族のために一念発起し、バイトに就職活動に母の看病にと奔走する。

-*-*-*-*-*-*-*-*-

この作品を知ったのは、テレビでドラマを見たのがきっかけだったのですが、ドラマはドラマでそれなりに楽しく、興味深く拝見したのですが、ドラマが終わった後に原作のこちらの本を読んでみたら、私的には原作の方が主人公と距離が近い感じがして良かったかな、と感じました。

よくあることだとは思いますが、原作とドラマでは大まかなところは同じなのですが、微妙に(というか結構?)いろんなところがドラマ用に変更されたりしていたり、原作にはない設定やストーリーが盛り込まれていたりしていたことがわかったりして、原作とドラマの違いを楽しみつつ読みました。

主人公の誠治が、就職してすぐに仕事を辞めてしまったり、アルバイトを転々するフリーター生活の描写、就活で履歴書を書いたり面接をしたりするのだけれど上手くいかないなど、昨今にありがちな実体を浮き彫りにしているあたりがかなりリアルで興味深かったです。

後にぎくしゃくな関係だった父に就活のアドバイスをしてもらう場面や、かなり後半ですが、誠治が逆に人事採用をする立場になった場面が出てくるのですが、履歴書を書く時の注意点、面接時の受け答えのアドバイス、採用する側の目線になった指摘など、なるほど~と思えることが出ていたりするので、すごく参考になりました。リアルに就活している方が読まれたら、絶対に参考になると思います。

お母さんがうつ病になったり、お父さんとのぎくしゃくした関係、家庭不和な要素がいっぱい盛り込まれているので、一見最悪な家族のようにも感じるのですが、誠治が大悦のところでバイトをしていた辺りから徐々に誠治の内面が成長し、磨かれてきた感じで、家族の関係も少しずつ変化してくる辺りが見所です。

っていうか、前半の怠惰な感じからうって代わり、後半の誠治は突然「できるヤツ」に変貌してしまうので、その辺の違和感はちょっと否めないかな。人間って急にこんなに変われないでしょ!とツッコミを入れたくなります。誠治のお姉さんのキャラは、ドラマと違って原作ではとてもとても強いキャラですので、その辺も必見かな。

巻末に【after hours】傍観する元フリーター という、豊川サイドから見た千葉ちゃんと誠治のことがスピンオフみたいな感じでちょことっと書いてあります。これは本編を読んだ人だけが楽しめるアングルになっています。

うつ病を扱っている本ですが、思ったよりライトな内容に仕上がっていると思います。でも念のため、うつ病の方は読まない方が賢明かもしれません。症状の描写が刺激になる可能性もありますので。では、こんな感じで本の紹介は終わります


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『ここに地終わり 海始まる(上)(下)』 / 宮本 輝

2010/11/27
以前読んだ本の感想になります。

ここに地終わり海始まる〈上〉
ここに地終わり海始まる〈上〉宮本 輝

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主人公の志穂子は、6歳からの18年間を信州の結核療養所で過ごします。長期入院で、半ば人生を放棄しかけていた彼女の元に、ある日、1枚の絵葉書が。それは、心当たりのない人物からのラブレター。ふと舞い込んだ1枚の絵葉書が志穂子の病状に奇蹟を起こし、志穂子にとって新たな人生が始まります。

何もかもが初めてだらけの志穂子。初めての海、初めての電車、初めての友達、初めての恋愛。ほんとにこんな人いるの?と思ったりもしますが、18年間もの入院の後の奇蹟の退院ならば、それもありなのかな?って思います。まあ、許しましょう(笑)様々な経験をし、彼女は精神的にも身体的にも成長していく。そして志穂子に関わる人物達も純粋な彼女に出会い、影響されつつも成長していく。とくに、「梶井克哉」の心境の豹変ぶりは見ものかもしれません。人間っていうのは、こうやって身の回りの環境・人物に関わりながら成長していくものなんだなっていうことをしみじみと感じさせてくれる作品です。

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『ターン』 / 氷室 冴子

2010/11/23
容姿も才能もヤル気も人並みな普通のOL、鞠子。ある日、仕事から一人暮らしのアパートに帰宅すると、そこにはお見合い写真を持参した母が。気の乗らない鞠子だったが、幸か不幸かお見合い相手はなかなかイイ男で・・・
ターン―三番目に好き (集英社文庫)
ターン―三番目に好き (集英社文庫)氷室 冴子

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いもうと物語 (新潮文庫) ホンの幸せ (集英社文庫) 月の輝く夜に/ざ・ちぇんじ! (コバルト文庫) 落窪物語 (21世紀版少年少女古典文学館 第3巻) 海がきこえる (徳間文庫)


「お見合い」がきっかけで、平々凡々だった鞠子のまわりが次第に騒々しくなっていきます。学生時代の元彼は離婚するし、噂が噂を呼んでるし、かつて鞠子の元彼を奪った親友、カノの登場、なかなか好感触なお見合い相手、そしてそして、元彼と再燃~。

はっきり言って、よくありがちなパターン?ストーリー展開があまりにも単純過ぎ。予想を裏切らないストーリー展開にかなり不満が残ります。主人公の鞠子にはもっと意外な、ぶっ飛んだ過去があっても良かったのでは? 内容が内容だけに、独身の女性なら共感できる部分もかなりあるとは思います。サブタイトルの「三番目に好き」という言葉が本の内容全てを表していると思います。

この小説は、女性ファッション誌「non-no」に1988年6月~1990年3月まで連載された小説で、大幅に加筆訂正して単行本化されたもの。若い女性(ノンノ読者)を意識して書かれた小説、ということで、こういうストーリー展開になったのだと思いますが、私的には、正直、面白くない本でした。(氷室冴子ファンの方、ゴメンナサイ!)


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『小説 JIN-仁-』 / 日下部 匡俊

2010/06/22
我が家では、図書館から本をどっさり借りてきて、毎日いろいろ読んでいるんですが、返却期限に迫られ(笑)、ブログで紹介せずに返却してしまうものも多いんですよね。

今日は、久しぶりに本をご紹介します!

小説 JIN-仁- (JUMP j BOOKS)
小説 JIN-仁- (JUMP j BOOKS)日下部 匡俊

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JIN―仁― 1 (ジャンプ・コミックスデラックス) JIN―仁― 16 (ジャンプコミックスデラックス) JIN―仁― 2 (ジャンプ・コミックスデラックス) JIN―仁― 3 (ジャンプ・コミックスデラックス) JIN―仁― 8 (ジャンプコミックスデラックス)



ご存じの方も多いかと思います。テレビドラマにもなった、JINの小説版です。私がJINのことを知ったのは、テレビでドラマを見たのがきっかけでした。家族でかなりはまってみてましたから、原作も読んでみたいと思ったのですが、近所の図書館にあったのはこの小説版のみだったので、こちらをチョイスしてみました。

予約してから待つこと、約半年。ずいぶん待たされました。読んでみた感想ですが、原作の漫画は読んだこと無いのですが、おそらく、原作の内容を淡々とテキストにしただけ、という印象ですね。ドラマで見た時の記憶と照らし合わせて読んだので、ドラマとの多少の設定の違いを感じたり、そういった楽しみは出来ましたが、正直、物足りなさが残りました。

そうですね、ドラマのレビューのブログを読んでるような感じです。ドラマを見たことない方が、いきなりこれを読んでも、イメージしずらいだろうな、と思います。今度は是非、原作のコミックを読んでみたいと思います。

そういえば、JINのドラマ、続編が決定したようで嬉しいです。2011年4月の連ドラでお話が完結するようです。前作の終わり方が、続きがありそうな終わり方だったので、テレビ局側が「続編はありません」と言っていたのだけれど、絶対あると思っていたんですよね。今から楽しみです^^



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『小学生日記』 / 華恵

2010/01/21
小学生日記 (角川文庫)
小学生日記 (角川文庫)華恵

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本を読むわたし: My Book Report (ちくま文庫) ひとりの時間―My Fifteen Report たまごボーロのように 寄りみちこみち もものかんづめ (集英社文庫)


読み終えてっていうか、読んでる最中にも何度も感じたのですが、これってすごい。小学生が、こんな風な文章を書けるんだっていう衝撃。素直な気持ちがこんなにも素直に文章に置き換えられていることに驚きました。それって、簡単なようでなかなか出来ないですよね。すんなり浸みてくる文章は、華恵さん特有の表現力なのでしょうか。

いわゆる、学校で書く作文とは明らかに違います。これは、日記風のエッセイ、という事なんでしょうね。基本は日記なので、独り言のような感じの内容なのですが、その時の状況や自分の気持ちを丁寧に拾って文字に置き換えているので、読み手にもその時の情景が浮かんでくるんですよね。その文章の技術?たるや、とにかくすごい才能だなって思いました。

あ、そうそう。名前ですが。私が図書館で借りた「小学生日記」では、「華恵」となっていたのですが、amazonで見ると、「hanae*」となっているんですね。調べたら、2006年1月に、「hanae*」から「華恵」に改名したとのことです。気持ちの変化があったのかな?

とにかく、彼女の他の作品も読んでみたくなりました。
ひとりの時間―My Fifteen Report
ひとりの時間―My Fifteen Report キモチのかけら―My Sixteen Report
キモチのかけら―My Sixteen Report 寄りみちこみち
寄りみちこみち本を読むわたし―My Book Report
本を読むわたし―My Book Report


ちなみに、参考までに・・・

エッセイとは?・・・・日本語で「随筆」のことで、自分で感じたことや体験・見聞したことを、
                 自由な形式で書いた文章

コラムとは?・・・新聞や雑誌で「囲み記事」といわれるもので、罫線で囲まれて中に書かれた
               評論などの短い文章


だそうです。私も時々混乱するので、メモ的な感じで書いてみました^^


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