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『ただ、君を愛してる』 /市川拓司

2011/06/03
今日読んだのは、こちら!
ただ、君を愛してる (フラワーコミックススペシャル)
ただ、君を愛してる (フラワーコミックススペシャル)市川 拓司 吉野 阿貴

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同じタイトルの映画を観たことから、気になって手に取ってみました。映画の方は原作本がちゃんとありますので、これはどういう内容なんだろう?という興味から読んでみました。

予想としては、映画のストーリーに沿った内容の小説のイメージだったのですが、本を開いてみてビックリ。小説じゃなくて、マンガだったんですね~。マンガなので、とても読みやすいです。20~30分もあれば読めちゃいます(笑)

内容的には、原作と映画の良いところを組み合わせて構成された感じ?上手い具合に混ざってます。マンガのキャラクターは、映画のイメージと合わせてあるような気がしました。ストーリー展開は、小説の記事(記事はこちら)や映画の記事(記事はこちら)の時に書いたので、割愛させていただきます。そのかわり、マンガの作画を担当した、吉野阿貴さんのあとがきを下記に引用させていただきます。

あとがき

マンガ版「ただ、君を愛してる」を読んでいただきありがとうございます。
このコミックスは私が漫画家としてデビューして初めての単行本になります。
それだけに最初の本が映画の漫画家という・・・ちょっと想像するのが怖いくらい大きな仕事を与えていただき、なんだか光栄なような恐れ多いような・・・。
それでもこのお仕事を頂いてからの3ヶ月間は、これ以上ないくらい密度の濃い貴重な時間となりました。未熟者ゆえ思うように描けない自分を呪ったりもしましたが、温かい目で見ていただけると幸いです。

この作品は、映画「ただ、君を愛してる」そして小説「恋愛寫眞 もうひとつの物語」(市川拓司著)を原作として作画されています。
ただ、漫画化するにあたって「どうせやるなら映画とも小説とも違う作品に」ということでマンガを作らせていただいたので、映画も小説もそしてこの作品もそれぞれが少しずつ違う物語になっています。ぜひぜひ、映画を観て小説を読んでいただけると更に楽しめるのではないかなと思います。

私自身は誠人君のどんなことも受け止めてくれるような優しさや、一生懸命恋をしている静流のかわいさや、誰からも憧れられるみゆきの透き通るようなきれいさ等など・・・ホントに愛おしくて、彼らを動かしていた私はいっぱいいっぱいだったのですが、とても楽しくて、もっと付き合いたかったなあというのが正直な感想です。
そんな想いが少しでも伝わりますように・・・。

2006年9月 吉野阿貴



あとがきにも書かれていましたが、映画を観て、原作の小説を読んだ後だったからこそ、このコミックが存分に楽しめたっていうのは絶対あると思います。これを最初に読んじゃったら、逆に物足りないんじゃないかな。1冊にまとめてあるので、少し展開が早すぎるんですよね。映画や小説の感覚を短時間でもう一度味わいたい!っていう方向けの一冊と言っていいほど、上手くまとまってますので。

映画を観て、小説を読んだ後にこちらを読んでみることをオススメします!
機会があれば是非読んでみて下さい


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09:00 ・い【市川拓司】 | コメント(0) | トラックバック(0)

『恋愛寫眞―もうひとつの物語』 /市川拓司

2011/06/01
今日は、最近読んだ本を紹介します。以前ブログでも記事にしたことのある、映画『ただ、君を愛してる』の原作となった本です。


別れはいつだって
思いよりも先に来る。それでも
みんな微笑みながら言うの。
さよなら、またいつか会いましょう。
さよなら、またどこかで、って。


恋愛寫眞―もうひとつの物語 (小学館文庫)
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君にさよならを言わない (宝島社文庫) そのときは彼によろしく (小学館文庫) ぼくらは夜にしか会わなかった (祥伝社文庫) いま、会いにゆきます (小学館文庫) ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)


(ストーリー)
カメラマン志望の大学生・瀬川誠人(まこと)は、嘘つきでとても謎めいた女の子・里中静流(しずる)と知り合う。誠人はかなりの奥手だったが、静流とは自然にうちとける。そして静流は誠人に写真を習うようになる。やがて誠人は静流に思いを告げられるが、誠人にはずっと好きな人がいて、その思いを受け取ることは出来なかった。

一年後、卒業を待たずに静流は姿を消した。嘘つきでしょっちゅう誠人をからかっていた静流だったが、最後の大きな嘘を誠人についたまま・・・・。

恋することのもっとも美しくて切ないかたちを描いた、市川拓司のもうひとつのベストセラー!

(以上、本の解説より引用)

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先月観た映画『ただ、君を愛してる』の原作が読みたくて、図書館から借りてきて読みました(映画『ただ、君を愛してる』のブログ記事は、こちら)。映画を観た後だったので、ストーリー展開は知っていたのですが、それでも読み始めたらその世界にどっぷりと浸かってしまい、一気に読んでしまいました。

映画と原作では大まかな流れは同じですが、微妙にニュアンスが違っていたり、時期が少しずらしてあったり、セリフや状況設定が多少変えてあったりなどの違いがあって、その辺の違いも楽しみながら読ませてもらいました。原作と映画はどう違うか?と言うと、原作の方がリアルで、映画は奇麗にまとめたっていう感じですね。原作を読んでみて、映画で謎だったところがわかったところもあったので、原作本を読んでみて良かった!って思いました。

映画では静流は、大学で友達がいないという設定でしたが、原作では、2人ほど友人が出てきます。あまりに背が高すぎる子とあまりに太りすぎている子。でも、静流との会話している描写が無いため、映画ではカットされたんだと思います。

映画の中で、誠人がよく趣味の写真を撮っている立入禁止の森ですが、原作では、その場所は大きな自然公園で、誠人はその場所を静流から教えてもらってるんですよね。そして、映画ではこの森に誠人がみゆきを連れてくるシーンがあるのですが、原作ではそのシーンはなく、この大きな自然公園は、誠人と静流だけの場所として描かれています。この自然公園で誠人と静流が会話するシーンは何度か出てくるのですが、映画では会話が結構カットされていたり変更されたりしていることがわかりました。実はこの原作での会話が結構良かったりするので、その辺は是非原作を読んでみて下さいね。

それから、静流が家出をするシーンがあるのですが、映画では、父親と喧嘩したという理由になっていますが、原作では違う理由になっていて驚きました。静流の弟絡みの、衝撃的な理由になっています。

その他、細かい違いは多々ありますが、割愛させていただきます。で、やっぱり良かったのは、誠人が静流の個展を見るシーンですね。このシーン、映画の時も良かったのですが、原作の方がもっと良かったように思います。やっぱり映像では描写しにくい部分もあったのかなと思うのですが、原作の方が映画より細かい描写がされていて、映画自体もかなり良かったのですが、原作もかなり良くて、どちらも私のお気に入りとなりました。

そうそう、原作の中には、ボリス・ヴィアンの『うたかたの日々』の記述が少しだけ出てきます。肺に睡蓮の花を咲かせて死んでいったクロエの話。以前、映画『クロエ』を観たことがあったので、ついつい反応してしまいました(映画『クロエ』のブログ記事はこちら)。知ってる話が出てくると、なんだか嬉しいもんですね。

市川拓司さんの作品といえば、『いま、会いにゆきます』という小説と映画でも大ヒットした作品がありますが、こちらはまだ読んだことも観たこともないので、機会があれば是非読んだり観たりしたいと思っています。


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『絵本があってよかったな』 / 内田麟太郎

2007/06/24
絵本「さかさまライオン」「うそつきのつき」「ひたひたどんどん」などの作者、内田麟太郎さんの自伝になります。

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内田麟太郎詩集「しっぽとおっぽ」 ぼくたちはなく かあさんのこころ おかあさんになるってどんなこと (PHPわたしのえほんシリーズ) ミヒャエル・ゾーヴァの世界


絵本作家の自伝、というのは初めて読んだのですが、なかなか興味深く読ませてもらいました。

自身を”絵詞(えことば)作家”と言っている内田氏の考え方には、感心させられました。絵童話・絵本の違い、童話作家ではなく絵詞作家だといいきる内田氏。おもしろい発想の人だなという印象でした。

この本を全体的に見ても、おもしろおかしくご自身のことを書かれています。こういうユーモアを持ち合わせている方だからこそ、あんな個性的な絵本が作れるんだろうなとつくづく思いました。作品に対する思い、裏事情なども書かれていて、絵本作家・・・いや、絵詞作家の仕事ぶりも垣間見たような、そんな印象の1冊でした。それにしてもおもしろい方です。絵本のオチが、時々わからない時もありますが(笑)

これを読んだ後は、今までと違う視線からも作品を楽しめるようになった気がします。絵本好きの方は一度読んでみてはいかがでしょうか?



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