本の紹介 『アンパンマン大研究』

今回紹介する本はこちらです!
子供大好き、アンパンマンの秘密に迫る一冊です。

アンパンマン大研究アンパンマン大研究
やなせ たかし 鈴木 一義

フレーベル館 1998-06
売り上げランキング : 198675

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


( 編著 )やなせたかし・鈴木一義
(出版社)フレーベル館

(内容・感想)

本のタイトルからして単純に、(アンパンマンの秘密が暴露されているだけか?)
とも思ったのですが、どうやら、この本が出版されたきっかけは、ちょっと風変わり。
山形県の中学で理科を教えている先生が、やなせたかしさん宛に送ってきた、
「アンパンマン世界の研究」というパンフレットがこの本の元になっているのです。

生徒の質問に先生が答える形式での本なのですが、理科の先生らしく丁寧に観察し、
分析して答えているので、読んでいても(なるほど!)と納得してしまうとことも多々あり、
その反面、結構笑わせてもくれる内容になっていますます(笑)

やなせたかしさん側のアンパンマンに関する補足も加えられているので、アンパンマン
のファンならば、そういうことか!と納得していただけると思います。アニメの世界の
不可思議なことをこんな風に解説するのは、実に面白い!と思いました。

個人的に好きな質問は、以下の通り。少しだけ引用しますね。

Q アンパンマンの名前は、誰がつけたのですか?

Q アンパンマンは、トイレに行くのですか?

Q アンパンマンが顔を交換した後、もとの顔はどうなりますか?

Q ばいきんまんが変装した時、なぜ誰も気付かないのですか?

Q ジャムおじさんとバタコさんは、どういう関係ですか?



この質問の答えが気になる方は、是非一度、本を手にとって見てくださいね!
この他にも、たくさんの質問と回答が出てきます。
巻末に、キャラクターの声を担当している声優さんの写真とコメントが出てくるのも
すごく楽しかったです。子供より大人が読んで納得の一冊かもしれませんね!


☆ブログランキングに参加しています。

1クリックしていただけると大変励みになり、更新が早まります(笑)



本の紹介 『生協の白石さん』

一躍話題になった、こんな本はいかがでしょうか?

4062131676生協の白石さん
白石 昌則 東京農工大学の学生の皆さん

講談社 2005-11-03
売り上げランキング : 10347

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


(著者)白石昌則・東京農工大学の学生の皆さん
(出版社)講談社

(内容・感想)

一時、すごく話題になった本のタイトル通り、生協の白石さんの本です。
図書館で目にしたので、ついつい読んでみました。

読んでみて、白石さんの思考回路に脱帽!っていう感じですね。
個人的には、こういう問答は大好きなのですが、難問と思われる、
力の抜ける質問にも丁寧にしかもユーモアを上手に取り入れながらの回答、

実に見事です。

笑えるけれど、感心しながら読ませてもらいました。
白石さんの文章能力、是非参考にさせていただきたいと思いました!
そうそう、白石さんの本ですが、これとは別に、こんなのも出版されてるようです。



なにやら、白石さんが作詞作曲もしたとか?調子の乗っちゃってる??
機会があればこちらの方も目を通してみたいなと思っています。

白石さんが一躍有名になったブログもまだまだ健在のようです。



☆ブログランキングに参加しています。
 お?と思いましたら、ポチッとお願いします。 いつもありがとう!



本の紹介 『トビラノムコウ』

緘黙って?吃音って?経験したものにしかわからない真実の1冊です。

4837670547トビラノムコウ
山下 康代

マキノ出版 2006-03-14
売り上げランキング : 317100

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



(著者)山下 康代
(出版社)マキノ出版

(あらすじ・感想)

長い間、深い海の底へ閉ざされていた記憶が今、ここによみがえる。

緘黙、いじめ、喘息、自閉、登校拒否、高校中退、引きこもり、セックス依存、
リストカット、 自殺未遂、 精神科病棟…。
「吃音(どもり)」という十字架に囚われた「私」がホントウに欲しかったものとは、
いったい何なのか?  未完成のパズルを一冊の本にまとめ上げた時、「私」は
ようやくトビラノムコウへの第一歩を踏み出す。

〜 以上、本の紹介文を引用しました 〜


吃音や喘息、登校拒否などを経験した当事者が、当事者側からの立場で
ここまで鮮明に書き下ろしている本は、おそらく類がないのではないでしょうか。

”言葉が声に乗らない”という表現、大事なことを言おうとすると余計に吃ってしまうこと、
”ワカラナインジャナクテ コトバガデテコナイ”という事実、吃音や緘黙の経験者なら、
「そうそう!そうなんだよね!」と絶対頷いてしまうと思います。

そういった文章の表現力も含め、自分と関わってきた人達のことを自分なりに観察・
分析しながらやり過ごしている洞察力っていうのかな、吃音や緘黙の人の特徴が
上手く表現されているなって思います。

著者は吃音のことを「自分の十字架」だと表現していますが、著者が吃音と常に背中
合わせで存在し、今までの人生に吃音が膨大な影響を与えてきたことはこの本を
読んだだけでも明らかであり、”十字架”という表現はまさにぴったりだと私も思いました。

実は、私自身も吃音・緘黙などの経験がありますので、読んでいるうちにいろんな
ところで気持ちがリンクしてしまい、私にとっては泣ける作品でもありました。
吃音などの体験談を読んでいるというより、著者の人生そのものを感じられる素敵な
一冊に仕上がっていると思います。

ノンフィクションなのに、フィクションの小説を読んでいるような感覚で読ませて
いただきました。吃音などの経験がない方でも、言葉が出ない、言葉が出にくい、
そういう生き方をしている人の気持ちを理解してもらうには打って付けの1冊だと思います。
是非、専門家にも読んでいただきたいなって思います。


☆ブログランキングに参加しています。
 記事が良ければクリックしていただけると更新が早まります(笑)