本の紹介 『きみを守るためにぼくは夢をみる』

今回紹介する本は、児童書になります。

4062117096きみを守るためにぼくは夢をみる
白倉 由美 新海 誠

講談社 2003-05-28
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(タイトル) きみを守るためにぼくは夢をみる
( 著 ) 白倉由美
( 装画 ) 深海 誠

(あらすじ/感想)

主人公はぼくこと、大江 朔(さく)。
朔の10歳の誕生日のこの日は、初めて彼女(川原砂緒)と初デートを
するという特別な日でもありました。
けれど朔には、この日の朝から聞こえるようになった、
頭の奥の方から聞こえてくる”ささやく声”と戦っていたのでした。

なんとか初デートを終え彼女も帰り、朔がほっとした束の間、
あの謎の声がまた朔を誘います。

「五分でも十分でもいい、眠ろうよ。」

激しい睡魔に襲われた朔は、とうとう謎の声に導かれるままに
眠りに落ちてしまいます。
次に目覚めた時、朔の身に信じられないことが起きていたのでした。

深い眠りと共に一瞬にして、七年という時空を越えてしまった朔。
「七年前と同じ姿で帰ってくるなんて・・・。」
驚きを隠せない家族達。そして、自分だけ十歳のままだなんて信じられない朔。

十歳のままで突如として帰ってきた朔に、家族はどう向き合うのか?
そして、初デートをした彼女は待っていてくれるのだろうか??

・・・という、ファンタジーなストーリー。

この本とは、たまたま本屋さんで綺麗な絵とタイトルに惹かれて出会い、
帰宅後に図書館に予約して借りて読みました。(買えって?(笑))
読み終えてから知ったのですが、この本は児童文学なんだそうです。
それにしては、やけに大人びた描写が多いような。。。

十歳の姿のままで現代に戻ってきたことで、興味本位の目で見られる朔。
化け物扱いされたり、イジメの対象にされたり。
その辺の描写は現実的で、良かったのではないかと思います。

結末で、朔が今後成長するかどうかをあえて明言せずに想像に
任せて期待を持たせた辺りが、唯一、児童文学っぽい感じかな。
著者にとっては、初めての児童文学だったらしいのですが、
まさにそんな感じかな、と思います。すごく素人っぽい作品でした。

あの「ささやく声」は、話を作るために取って付けた感じが
ひしひしと感じられて、ちょっと不自然だったかなって思います。
なんか、大人が読んじゃいけない本だったのかもしれません(笑)


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